金華山(328.9M) 8月30日(土) 小雨  kayoさん
今日は大垣の山友のkayoさんに養老山を案内してもらう予定だったが、昨日からの大荒れの天気でほとんど諦めていた。代替案として雨があまり酷くなければ、ネットでも有名な岐阜市のシンボル、金華山に行ければと思っていた。まだ未踏の山なので、何時かは行きたいと思っていたのである。ま、こういう時にしか行けないし。。(苦笑)

敦賀を出る時は雨は降っていなく、少し期待しながら滋賀を抜け、大垣市に入るとポツポツと降ってきた。しかし、空は明るい。国分寺跡でkayoさんと待ち合わせ、kayoさんも行ってくれるというので案内してもらう事になった。
金華山へ登るコースはいくつも有るが、ネットで皆さんがよく登られている東坂コースをお願いする。kayoさんは以前に歩いた事があるそうだ。下山は大手道と呼ばれている七曲りコースにして。。
東坂コースの入り口にある岩戸公園へkayoさんの案内で車を走らせる。少し雨が強くなった気がするが、傘を差すぐらいで十分歩けそうだ。「東京」とか「京都」とか意味不明の名のラブホ街を抜け、公園の一番上の駐車場に車を停める。すでに数台が停まっており、今から出発する人もいるようだった。時間の無い時や、トレーニングがてらに歩く人が多く流石人気のある山だ。中には一日にコースを変えて何回も・・数千回という記録を持つ人もいるようだ。(^_^;)

山頂には売店もあるし、時間も掛からないので空身で登る事にする。駐車場から少し上に歩いて、ドライブウェイのゲートを過ぎた右側に東坂コースの入口がある。入口から広くて緩やかな道が続いている。雨もジャマにはならず、話ながら歩くのにちょうどいい。
暫く行くと、二股になっており右へ。さらに進むと、また二股になっていて右は尾根コースで危険、左は緩やかな迂回コースとなっている。土地柄、やっぱり「迂回」ではなく・・「鵜飼」とするぐらいの遊び心があっても?と、思うのは私ぐらいだろうか?(^^ゞ ちょっとぐらいスリルを味わいたいので、当然のように右へ進む。濡れた岩場になってくるが、足掛かりがいいので滑らず登り易い。
見晴しの良い場所で薄っすらと下の街並が望めるが、私は未知の場所なのでさっぱり分からない。(^^ゞ

kayoさんは女性らしく足がすっきり見えるようにと思っていたようだが、そのままで十分過ぎるではないか。私と比べたら、まるで月とスッポンである。・・比べるものが悪過ぎるという点は否定しないが。。
(^^ゞ
写真には撮れなかったのだが、岩場の途中から上に岐阜城が小さく見えていた。この辺りから城が一番綺麗に撮れるし、またその写真が一番多いらしい。このコースにして良かったと思うが、「かえる岩」とかいうのに気付かなかった事が悔やまれる。

30分少々だったが蒸し暑くて汗をかいた。七曲りからのコースと合流すると、kayoさんが「hitorisizukaさんや!」と、声を上げる。私はもちろん初対面だが、某掲示板などで以前からお名前だけは存じていた。男性ではあるが、そのような名の雰囲気がしない事もない。
・・ここはけっして深く追求しないとこである。(^^ゞ そのまま城内へと進む。
また来れる機会があるかどうか分からないので、見れるものは全部見て行こうという気持ちが最初からあった。kayoさんもまだ見た事がないと自慢する(笑) 近いと案外誰でもそんなものである。資料館共で拝観料200円とは安いではないか。城自体の繊細についは触れないが、あの織田信長が主だった事もある難攻不落の名城と知られている。

hitorisizukaさんとお別れし、展望を見ようと最初に天守閣の最上階に上ってみるが、残念ながらガスでほとんど見えない。しかし、火照った体に涼しい風が心地良い。順番に展示物をゆっくり見ながら下へ降りる。kayoさんは、やはり女性の着物や持ち物に興味を持ったようである。
城の少し下に資料館がある。面積的に少し狭いが、昔の和楽器などが主に展示されていた。
小雨が一瞬止み、明るくなってきたので売店のすぐ横の展望所?に上ってみると、素晴らしい景色を見る事ができた。岐阜市街を分断するように流れる有名な長良川。遠く馴染みのある伊吹山も確認できる。・・ま、あんまりそのぐらいしか分からないのだが。。(^^ゞ
喉が渇いたので売店の前の椅子に座って缶ジュースを飲みながら、「hitorisizukaさんに三角点の場所を教えてもらえば良かったね!」なんて話をしていると・・ほんとに目の前をhitorisizukaさんがまた通られた!(驚) 今度はカッペさんという方も一緒である。早速、ほぼ強制的に案内していただいた。

三角点は気象台の裏にひっそりとあった。表からは柵があって入り難く、またこんな場所にあるとは誰も思わない。教えてもらわないと、おそらく見つける事はできないだろう。お陰様で、ちょっとスッキリしました。
(^^ゞ 写しておられるのは、ヤマラッキョウの花とか?
最後にリス村へ入ってみる。入園料は、ここも200円である。シマリスも少しいるが、ほとんどがタイワンリスでけっこう大きい。掌の上に餌を置くと、リスが飛び乗ってきてその餌を食べるというもの。数回やらせてくれるが、まあ子供は喜ぶだろう。私達はちょっと年を取り過ぎたようだ(苦笑)
ロープウェイ乗り場を見てみると、こんな天気だがかなりの人が乗っていた。

七曲りコースから下山する。広くて緩やかだが、舗装されていてほとんど階段である。うんざりする程長くはないが、少々飽きてしまった。ドライブウェイを横切ってからは、僅かだが山道らしくなる。またドライブウェイに合流すると、車を停めた岩戸公園の駐車場はすぐだった。運良く雨脚が強くなる前だった。。
カメラのレンズ内が曇ったため、一部滲んだような写真があります。 コースはこちら(見難いですが)
岐阜公園散策へ






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