岐阜公園散策
金華山から下山した後、ついでにその麓にある岐阜公園も案内してもらった。公園といっても町内にあるような公園ではなく(当り前じゃ!)日本歴史公園100選、都市景観100選にも選ばれている都市公園である。美術館や博物館、庭園、茶屋、三重塔、信長居館地などがある。

岩戸公園から金華山ドライブウェイで公園までと思ったら、途中で曜日指定(土日祭)の一方通行になっていた。異国の地でそのまま突っ切る勇気は持ち合わせていないので、また来た道を戻って街の中をぐるりと回って行った。
kayoさんの提案で、公園のすぐ近くの川原町の観光駐車場に車を停める。公園の市営駐車場は有料だが、ここは無料になっている。このあたりは男と違って流石である。

川原町界隈は空襲を免れたため、昔ながらの日本家屋の町並が残っている。歴史とロマンの町。雰囲気的には、私の近くの熊川宿や今庄宿に似ている。手作りの岐阜団扇、作業をしているところを少し見る事ができた。この天気のせいか、歩いているのは私達だけのようだった。
(^_^;)
公園内に入り、まずは東屋で昼食にした。一応山用の準備をしてきたのでそれを片付けてもらったが、今思えば姫には失礼で、高級レストランなどの方が良かったかと?(思うだけはタダだし(^^ゞ)

kayoさんから、すぐ近くの茶屋の木ノ芽田楽とやらを御馳走になる。有名らしい。出来てから東屋まで運んでくれたのだが、木箱に入れられた田楽はいかにも高級そう。つい殿様の気分で戴いてしまったが、かなり美味だった。
信長居館地 岐阜市歴史博物館
名和昆虫博物館 山内一豊と千代が夫婦になった地でもある
池にはやはり鵜がいる(微笑) kayoさんも知らなかったという護国神社
博物館の中には入らなかったが、こんな感じで見て回った。他に板垣退助や信長などの像もあった。この天気なので、観光しているような人はほとんどいなかった。(^^ゞ
北京オリンピックのすぐ後でもあるので、日中友好庭園には少し興味があった。小ぢんまりしているが、楊貴妃の気分になれるには十分らしい(微笑)
公園のすぐ横には長良川が流れている。川溜りには、鵜飼観覧船がずらりと並んでいる。長良川の鵜飼は超有名だが、なぜか今まで来る機会がなかった。長良橋を向うに渡った辺りに、鵜匠の家が固まってあるというので行ってみる。「鵜飼の里」という名が付いているみたいだ。

橋の上から見る金華山は、残念ながらガスで隠れてしまっている。川を覗きながら歩いていると、天然の鵜だろうか?二羽が水中に潜って餌の小魚を捕っているようだった。そのうち一羽が、小魚を嘴に銜えて姿を現した。「おぉー!タダで鵜飼が見れたやんか!」と声を上げる
(笑) しかし、川を真剣に覗き込んでいる私達を見る他の人の目には、きっと儚い人生を嘆き、今にも飛び込もうとしているように見えたかもしれない(爆)
橋を渡った所に交番があるのだが、その名も「鵜飼屋交番」となっている。その裏の広場の池には、ちゃんと鵜飼船が浮んでいた(笑)

ぐるりと歩いて一応鵜匠の家も見てみたのだが、だんだんと強まる雨の中、何も珍しい物は見れずに車に戻った。フラフラとけっこう歩いたので、少々お疲れモードとなった。



この雨の中、金華山、岐阜公園と・・付き合って案内してくれたkayoさんには感謝である。
おかげで大変勉強になり、また充実した日になった。






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