横山岳(1132M) 5月5日(水) 曇
春のこの時期を逃すまい!と思い、湖北の名峰!花の横山岳に行ってきました。同行者はおーちゃん御夫婦と、滋賀県山岳連盟所属・きぬがさ山の会の左近さんです。

昨日からの雨もどうやら止みましたが、低い雲に覆われ、展望は全く期待できそうもありません。花が目的ですから別にいいですけど・・と自分に言い聞かせます。(^_^;)

コースは白谷〜西峰〜東峰往復〜三高尾根〜コエチ谷で、高度差は約900Mですがなかなか手強い山です。

駐車場のトイレの横に、この山で見られる花の写真が紹介してあります(ちとクサイ場所だが・(^^ゞ)
8時25分に出発しました。

林道から沢沿いの道へと歩いていきます。この辺りからは期待通りの花のオンパレード!シャク、ミヤマキケマン、ムラサキケマン、ミヤマハコベの群生が特にすごいです。

こんなのをゆっくり写してたら、いつまでたっても山頂に立てなくなりそうです(笑)
沢を何度も渡るなかなかスリルのある登山道です(こんなのんきな事を言えるのも今のうちかも?)

そうそう、忘れていましたが、おーちゃんのシブイ旦那様とは今日が初対面です。・・・アホな事が言えん!紳士を装おうか?・・こう見えてもちょっと緊張気味でした。(^^ゞ

代わりに左近さんがバンバン喋ってくれるので助かりました(笑)
イチリンソウやニリンソウが咲き誇ります。

左近さんがいろいろな説明をしてくれます。本当に感心するぐらいよく知っておれますが、あんまり詳しく説明してくれても・・このショボイ脳ミソでは対応しきれないのでありんす。f(^_^;

テープに録音してほしい!と・・真剣にそう思いました(笑)
山菜マニア?のおーちゃん御夫妻が、とうとうガマンできずに・・・(笑)


10時に五銚子ノ滝に到着しました。
なんでもこの名は、昔御神酒の銚子を清めた事から付いたそうです。
五銚子ノ滝から山頂までは急登の連続です。

ロープ等などが設置してありますが、昨日の雨で滑りやすく、風もあまりなく蒸し暑いので汗が吹き出ます。・・私はここで半分バテましたがな。。(^_^;)

これは私に対する褒美かもしれませんが(笑) 急坂の途中で可憐なヤマシャクヤクと、珍しい紅白のイカリソウの2ショットを見つける事ができましたのでこれだけでも大満足でした。
山頂(西峰)に11時35分に到着しました。

4〜5人の方が昼食中でしたが、展望は相変わらずガスのため全然ナシ!(--;)

東峰まで行ってそこで昼食をとる事にしました。

ここから東峰までの稜線は、展望が良ければ最高です。イワナシの群生も見る事ができました。
12時に東峰に到着しました。

西峰よりはるかに狭いですが、静かにのんびりできる場所です。

おーちゃん御夫妻や左近さんからいろいろな物をいただき、普段飲まないビールも飲んで大宴会?になりました。

とにかく誰にでも叫ぶ?左近さんにはたっぷり笑わせてもらいました。
私からはまたへしこの差し入れでしたが、塩分補給にいい!と・・なるほど御もっともな意見をいただきました。

・・へしこが好きな人!って北には多いんですねぇ。。(爆)
1時5分に下山開始!西峰まで戻って三高尾根を下ります。

三高尾根はブナ林なんですが、ここの急坂もかなりのものです。慎重に下りないと滑って転んだら?・・ドロドロになるのは必至です!(汗)

花はあまりなく、代わりにミツバツツジが彩りを添えてくれていました。
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3時に下山終了!今回の横山岳は見事に期待に答えてくれました。
あまり見る事ができないヤマシャクヤクや紅白のイカリソウなどなど・・大満足でした。
左近さんやおーちゃん御夫妻のお陰で内容の濃い山行となり、ありがたく思っております。
シャク
エンレンソウ
チゴユリ
ニリンソウ
イチリンソウ
ラショウモンカズラ
ユキザサ
ネコノメソウ
ヤマエンゴサク
イワナシ
ウスギョウラク
キランソウ
ヒトリシズカ
ミヤマハコベ
ヤマルリソウ
大葭原さん御夫妻 左近さん