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夜叉ヶ池(1099M) 5月30日(月) 曇  みれさん
ふぅ〜と時々行きたくなる夜叉ヶ池。毎年意識して行っているわけではないのだが、春と秋には何故かしら不思議と足が向いてしまう。夜叉姫が誘惑しているのだろうか? 今回は去年より約1ヶ月遅れ。林道が遅くまで閉鎖してためである。この林道が遅くまで開かなっかたのは、工事だとか何とか言っているがもっと他にいろいろ理由があるようである。・・あまり触れないが。。
みれさんも今年は通行止めで1度涙?をのんでいる。ちょっと遅く9時を回ってから敦賀を出る。天気予報ではそこそこ良さそうになっていたがあまりパッとしない。展望はあまり期待できないようだ。広野ダムから登山口までの林道も、もっと早いとキケマンなどが咲き乱れているのだが、遅いためかほとんど花がなくて淋しい感じだ。10時前に到着、県外ナンバーの車が2台だけ停まっている。準備をしていると、トイレから戻ってきたみれさんを見て一瞬・・後退り。。まるで黒文字くんスタイルやないか! 今いろいろと話題?のワコールだが・・爪楊枝が・・針金に見える(笑)・・それも私にしたら羨ましいけど。。(^^ゞ 
クリック!夜叉ヶ滝
少し急坂を登るとすぐに平行道。気持ちのいい道だ。すっかり濃くなった緑で夜叉ヶ滝もいつもと違った感じである。後から書くが、帰りにここでちょっとした待望?のハプニングがあった。道脇には花はほとんどない。架けられている3本の橋が新しくなっていた。この橋なら安心して渡られる。
いつも自然と足が止まって見てしまう岩谷のトチノキの大木。さすがこの「土地の木」は立派だ。(^^ゞ ようやくニリンソウやサンカヨウなどの花がお目見えする。 
ニリンソウ
サンカヨウ
ミヤマガマズミ
ミツバツツジ
トクワカソウ
ミヤマシキミ
ウスギョウラク
チゴユリ
だんだんと花が増えてくる。ミツバツツジ、トクワカソウ、ミヤマシキミ、ウスギョウラク、ミヤマガマズミ等。特にチゴユリの群落が凄い。急登だがブナなどの新緑が癒してくれる。やっぱり急登なると、左足のアキレス腱が少し痛むのが気になるなぁ。。
クリック!ブナの新緑
カタクリとミヤマカタバミ
カタクリ
エチゴキジムシロ
池の手前はカタクリの見事な群落。池の淵にはエチゴキジムシロ?が咲き乱れている。今日の池は透き通っていて・・ヤシャゲンゴロウ様も出迎えてくれた(笑) 一部雪が残る木道を通って稜線に上る。木道がかなり傷んでいて、折れていたりヒビが入っている箇所が多くある。新しい木材が置いてあったので、これから修理をするのだろう。ちなみにみれさんが手を上げてるが・・意味はない(笑) 
イワカガミ
クリック!奥は三周ヶ岳
夜叉ヶ池山の方に登ってみる。残念ながら霞んで遠望はきかない。そんな事よりもとにかく虫が多くてたまらない。みれさんがブヨ?に数箇所刺され・・「もうイヤヤァー!」 私はなぜか刺されない。・・少しこっちの方が美味しいと思うのだが。。(笑) 逃げ下りて昼食にする。ここは火気厳禁なので簡単な弁当だ。去年、監視委員に怒られた私はカワイイぐらいに神経質(笑) 今日はいなかったので使えたが・・いや、そんな考えはいけない。(^^ゞ なおも虫に攻撃されるみれさんは、日本手拭いで防御!・・でもあまり効果はないようだ。・・それに人にはあまり見せられない姿。。(笑)  
かなりの雪山でも恐れを知らずに1人で行くみれさんだが、女性らしい?弱点が1つだけある。お化けや霊の話が大の苦手!夜叉ヶ滝がどうも不気味で好きではないと言う。ククク・・ 帰りに夜叉ヶ滝にさしかかった時、私が「うん?流れ落ちる水の間から人のようなものがじっとこっちを見てるで!」と言った瞬間、「ぎゃぁ!やめてぇー!」と一目散に逃げ出す!(笑) 「昔、あの滝で自殺した人がおってな・・(ウソ)」 「おいシバ!われいい加減にせんかい!ボケた事言うとんなよ!」(^_^;)・・ま、こういう叫びが聞こえたような気がした(笑)
この時期の夜叉はやっぱり良かった。紅葉の時期もいいのできっとまた行くと思う。。みれさん、本当に悪かったです。m(_ _)m
<休憩を含む行程時間>
登山口(10時00分) → 夜叉ヶ滝(10時13分) → 岩谷のトチノキ(10時18分) 
→ あと1000Mの標識(10時50分) → 夜叉ヶ池(11時45分〜1時30分) → 登山口(2時35分)

<所在地>
福井県南条郡南越前町  
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