| 綿向山（１１１０Ｍ） ２月２日（土） 曇一時晴 みれさん |
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この時期になると、いつも思い出すのが綿向山の霧氷である。すっかり有名になり多くの人がこの時期に押し寄せるが、いいものはいいと純真なハートを持ち続ける私は素直にそう思う。(^^ゞ
今回が４度目であるが、去年は暖冬のせいもあって行く機会がなかった。今年はぜひ行きたいと思っていたところ、寒波が入っていい状況になってきた。天気もまあまあのようである。かなり前から「行きたい」コールを受けていたみれさんに声をかけたところ、昼頃ぐらいに帰れればという事で速攻で行く事になった。ちなみにみれさんは、以前に雪の降る中を登山口近くまで来た事があるらしい。・・・天気を気にせずに登っていた若かりし頃である。(^^ゞ＼(`o'") |
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朝５時に高速に乗り、コンビニに寄ってゆっくりしても６時半には登山口に着いた。まだ暗く、御幸橋駐車場も完全に空地化している。別にヘッデンを付けてまで慌てなくてもいいので、明るくなってきた７時に出発する。表参道の冬道をピストンだ。
山の上部を見ると、期待通りに白化粧をしている。ヒミズ谷出合小屋から登山道へ入る。今年も暖冬のせいか雪が少ない。それに前回までのような凍て付くような寒さがない。薄っすらと踏み固められた道も、完全に凍るまでいかないでアイゼンなしでも歩ける。九十九折の植林帯の代わり映えのしない景色の道を順調に上る。あざみ小舎で一服、暑くなってきたので上着を脱ぐ。 |
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それなりに雪は増え、五合目の小屋に着く。冷たい風が少し出てくる。夢咲の鐘を鳴らしてみるみれさんだが、今さら夢はもう・・(^^ゞ＼(`o'") ようやく景色が見え、湖東の街並や琵琶湖が望める。予想以上の天気だ。「誰のお陰かな？」・・・ハイ、それはもう十分分かっております。f(^-^; |
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だんだんと小さな霧氷が木の枝に見え始める。今回は暖かいのでもう少し上からだろう。期待に胸が躍る。七合目の行者堂のベンチがまだ見えている。 |
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行者堂から冬道に入り、急坂を上っていく。さすがに冷たい風が頬を突き刺す。アイゼンを付けようかと迷ったが、面倒臭いのでそのまま。(^^ゞ トレースの上に少し積った新雪が滑り止めになってくれる。
上るにつれて、だんだんと大きくなる見事な霧氷に足が止まる。素晴らしい氷の芸術だ。時々太陽の陽が当り、キラキラと輝く。「低山でこんな美しい霧氷が見られるなんて感激！」と、みれさんが盛んにカメラを向ける。エビのシッポのように、長いものでは１０ｃｍぐらいある。後から大きさが分からないのでと、自分の手の平と一緒に写したりする。・・・ギザギザ（シワ？）なのは一緒かも？(^^ゞ＼(`o'") 竜王山やイハイガ岳への従走路の少し手前の左の斜面はまた格別である。よく樹氷とも言われるが、樹氷も霧氷の一種なのである。霧氷はできる条件によって三種類あるらしいが、霧氷としておけばほぼ間違いないのだと思う。(^^ゞ 従走路に出て山頂へ！背丈が低くなった木々は、見事な霧氷のトンネルを作っている。「まるで妖精になったみたい！」・・・一瞬にして耳が凍傷になってしまった。(^^ゞ＼(`o'") |
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