三ノ峰(2128M) 8月16日(火) 曇  つかさん
お盆休み中のこの日は、少し前から三ノ峰に行くつもりでいた。具合が良ければ別山までと! 近くになってつかさんが参加表明!(天気を見ていたと思う・笑)久しぶりに同行する事となった。

二転三転する天気予報に微笑んだり泣き顔に!(笑) 前夜の予報で9時頃から晴れると聞いて安心する。4時に鯖江でつかさんと合流して一路大野へ!降っていた雨もやがて上がりホッとする。ところが、交通情報の電光掲示板に「上小池線通行止」の表示!(--;) 取り合えず行ってみて、ダメだったら白山にしよう!という結論になる。恐る恐る車を走らせるが・・不安をよそにとうとう上小池の駐車場に着いてしまった。ラッキーである。駐車場には1台の車も停まっていない。掲示板を見て諦めた人もいたと思う。見上げると、ガスが低く立ち込めている。「9時頃から晴れるらしいから!」もの凄い不安ながらもこう言うしかなかった。準備をして5時30分に出発。
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ソバナの咲く林道を歩き登山口へ!写真を撮ろうと思ったら、カメラの液晶画面が写ったり写らなかったり。。どうにか写す事はできるようだが気分は一気に落ち込む。5時55分に登山口。いきなりの急登で汗が噴き出る。泥濘でスパッツを付けてこなかった事に少し後悔。山越屋敷跡で一息入れる。かなり草が多い茂っている。
緩やかな道から急登へ!一気に高度を上げる。暑くて水を飲み、息を整えていると丸岡町から来た男性が追い抜いていく。7時10分に六本桧。ガスで全然展望ナシ!「9時までまだ2時間あるから!」またもこう言うしかない。(^_^;) 今日の山は水場もなくキツイので、4Lの水分を用意してきた。ここで早くも1Lを消費する(アホか!)
高度を上げるにしたがってだんだんと花が多くなってくる。少し行っては撮りと・・つかさんも写真を撮るのに忙しくなってくる(笑)
8時25分に剣ヶ岩の上部に出るが、相変わらずガスで見えない。突然ガスが抜け、打波の頭が顔を出すが一瞬だけだった。急登が続く中、素晴らしい花畑が登場してくる。シモツケソウやハクサンフウロなどのピンク、マツムシソウの紫、アキノキリンソウやメタカラコウの黄色。ウスユキソウやヤマハハコ、ハクサンボウフウなどの白と・・それはそれは鮮やかだ。写真を撮るのに夢中でなかなか進まない。この辺で別山は諦めかけていた(笑)
三ノ峰避難小屋までかなり時間がかかってしまった。(^^ゞ 小屋の周りも花だらけである。マツムシソウやアザミの群落が凄い。
つかさんと相談し、ガスの中を別山へ行っても面白くないので諦める事にする。11時20分に三ノ峰山頂。別山や白山方面は真っ白である。しばらく粘ってみるが、状況が変りそうもないので小屋へ引き返す。
時間もあるので、小屋前の分枝から石徹白方面へ少し様子を見に行く事にする。他の場所にはなかったコバイケイソウやニッコウキスゲがまだ咲いている。岐阜方面への展望はまだマシで、二ノ峰や銚子ヶ峰を望む事ができた。
しばらくすると、ガスが晴れてきて別山が姿を現しかける・・が、すぐにガスに覆われてしまう。また次回を楽しみにして下山する。登山口へ着く頃にはちょうど4Lの水分を消費していた。。f(^-^;

今回は展望は残念だったが花が多く、それなりに満足のいく山行となった。
ミヤマキンポウゲ
カワラナデシコ
イワショウブ
ミヤマダイモンジソウ
ニッコウキスゲ
カラマツソウ
コバイケイソウ
ハクサンボウフウ
ホツツジ
バアソブ
アザミ
クサボタン
ハンゴンソウ
カライトソウ
ヤマハハコ
イワオトギリ
ハクサンフウロ
ノリクラアザミ
ソバナ
ミヤマトリカブト
マルバダケブキ
ミヤマゼンコ
アキノキリンソウ
トモエシオガマ
マツムシソウ
ウメバチソウ
シモツケソウ
ミネウスユキソウ
ハクサンシャジン
メタカラコウ
ヨツバシオガマ
オヤマリンドウ
ミヤマコゴメグサ
写真の上にポインターを置くと花の名が表示されます。間違っていたらゴメン。(^^ゞ
<休憩を含む行程時間>
上小池駐車場(5時30分) → 登山口(5時55分) → 山越屋敷跡(6時10分) → 六本桧(7時10分)
→ 剣ヶ岩上部(8時25分) → 三ノ峰避難小屋(10時30分) → 山頂(11時20分) → 登山口(14時55分)

<所在地>
福井県大野市上小池  MAP