三十三間山(842M) 平成21年8月12日 晴時々曇  みれさん
明日の天気が悪いので、朝仕事から帰ってから、みれさんと若狭町にある三十三間山に向う。前回のリベンジというような大袈裟なものではないが、久しぶりにこの山に登りたくなった。今日のような体調だと、登り2時間ぐらいまでが適度である。

今日は前回と違って青空が広がっている。暑そうだが贅沢は言っていられない。整備された広い駐車場に着くと、先客はたった一台のみ。この時期だから当然だろう。

暫く沢沿いの林道を歩いて行く。水の流れる音を聞くと、少し涼しいような気はする(苦笑) ふと、みれさんの足を見ると、ピンクのラインが入った新しいタイツを穿いている。いつもの穴の空いたタイツではない(笑) ピ、ピ、ピ、ピンクである。何と申し上げたら良いのやら? ここは経験から無言が平和を招く事はよく分かっている。(^^ゞ\(`o'")

最後の水場を過ぎ、植林の中を九十九折に上がって行く。道はしっかりしていて歩きやすいが、暑くて汗が大量に流れる。花はほとんどないが、面白い形のキノコに目が止まる。キノコは全然分らないが、種類が本当に多い。

雑木林の中、尾根を行くようになると、やがて夫婦松に着く。ここまで意外に長く感じた。年配のカップルが木に腰を掛けて休憩していた。互いの挨拶は、「暑いですね!」である
(苦笑) 慌てる事のない私達も、日陰で長めの休憩を取る。 (左上の写真にマウス!)

この付近は少し開けていて若狭湾が見える。

夫婦松を少し過ぎてから急登が始まる。僅かだが、ブナやミズナラの大木もある。時折陽射しが地に降り注ぎ、別に木に座らなくてもいいが雰囲気がいい
(笑) (両上の写真マウス!)

稜線が近付いてくるのが分ると、風神と書かれた看板が目に付く。ここから右へ10Mぐらい入ると、風神の石塔が建てられている。里で疫病が流行った時、風神を祀れば治まったという云われがあるという。私だけ石塔を見に行き、みれさんには先に行ってもらった。

戻って看板から少し上がれば稜線に出る。左に折れると、ススキとチシマザサが広がるメインスポット。ここは風の通り道なので、いつも風が強く木が育たない。今日は穏やかな方だ。

右手すぐ近くには、若丹山地の最高峰の三重嶽がどっしりと座っている。左手には三方五湖や、若狭湾が見える。
 (両上の写真にマウス!)

ぽつぽつとゲンノショウコが咲く気持ちのいい道を、景色を眺めながら山頂方面へと向う。お待たせしていたみれさんが、ナンバンギゼルを見つけてくれた。周囲を探すとけっこうある。

潅木の中を上がって山頂に着く。ここは残念ながら展望はない。すぐに大量の虫が寄ってくる。私も虫に好かれる方だが、みれさんはもっと凄い。汗臭い、田舎臭いのだろうか?
(^^ゞ\(`o'")  ま、そういう事はとっくに自覚してらっしゃいまして、携帯蚊取り線香に火を点ける。昔からの蚊取り線香の匂いって嫌いではないが、今は香水みたいないろんな匂いがあるらしい。 (両上の写真にマウス!)

さて、蚊取り線香の匂いもたっぷり嗅いだので、気持ちのいい草原に下りて景色を眺めながら昼食だ。先に上がった年配の方達も休んでいる。ここは風があるので虫もいない。 
(左上の写真にマウス!)

今日は久しぶりに腕を揮わせて貰ったが、しかし何とも気持ちのいい場所だろう。陽射しがちょうど薄雲で和らいでくれる。寝不足のため、横になるとそのまま眠ってしまいそうだ。
(^^ゞ かなりまったりと過す。

滑りやすい道を注意しながら下って行く。下るにつれて暑さは増し、駐車場ではあの快適な草原が嘘のような灼熱地獄が待っていた。。
(^_^;) 感謝♪
 <休憩を含む行程時間>
 駐車場(9時40分) 〜 夫婦松(10時30分) 〜 風神(11時20分) 〜 山頂(11時50分) 〜 駐車場(14時55分)
 
 <所在地>
 福井県三方髪中郡若狭町  MAP  GPS軌跡 






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