西方ヶ岳(764.1M)〜蝶螺ヶ岳(685.5M) 平成22年6月9日(水) 曇のち晴

ジオンさん 乱丸さん夫妻 山たまごさん Kオジサン 野村さん 福ちゃん みれさん チャコちゃん
水曜会で西方ヶ岳〜蝶螺ヶ岳縦走の企画があり、私もちょうど休みなので久しぶりに参加させてもらう事になった。名前だけは以前から存じていたが、山たまごさん、Kオジサン、福ちゃん、野村さんとはお初になる。口や態度に出さないので分からないと思うが、最近は雨男どころか雷雨男とまでも言われているので、こうした大勢の皆さんと同行するのは非常に気を使う。(^ ^; 誰も言ってくれないので自分で言うしかないが、こう見えてもけっこう繊細なのだ。(^^ゞ

常宮神社に8時30分に集合し、浦底の蝶螺ヶ岳の登山口へ車をデポしに行く。ちなみに常宮神社は安産の神様なので、今日の女性陣には全く無関係である。
(^^ゞ\(`o'")

常宮の集落を抜けて、西方ヶ岳の登山口へ向う。山を見上げると、上部はガスがかかっている。今日は回復傾向の予報なので、全てをそれに賭けたい!(^^ゞ

登山道に入ると、奥ノ院の展望台までプラ階段が続く。実は私はこれが大嫌いで、地元の山でも西方ヶ岳はなかなか足が向かない。野坂岳や岩籠山などは年に何回も行くが、西方ヶ岳だけは二年ぶり。蝶螺ヶ岳までになると、約三年ぶりになる。私の家から一番遠いというのもあるが、道がどうも馴染まないのだ。

早くも汗を流しながら奥ノ院展望台に着き、皆さんは岩の上に上がって熱心に展望を楽しむ。海のない県に住んでる方が七名おられ、眼下に海が見えるという景色は特別なものだろう。

展望台から少し進むと、何と!ササユリが咲いていてラッキー!今年は全般的に花が遅いので、今日は最初から諦めていたのである。ネジキやガンピの花も咲いていて、詳しい野村さんが説明をしてくれる。
(両上の写真にマウス!)

銀命水で小休憩。今日は水が少し多い。気さくな方達ばかりなので、和気藹々と話が弾む。変なヤツは私ぐらいである。(^^ゞ

荒れた急坂を登る途中から、オーム岩の下の方へ行くバリルートと、普通の登山道を登る人と別れる。私はもちろんノーマル派である。
(^^ゞ やがて合流して、オーム岩からの展望を楽しむ。ガスはまだ晴れる様子はなく、野坂岳も見えない。(右上の写真にマウス!)

岩がゴロゴロとしていた今までの雰囲気ががらりと変わり、ブナ林の中の緩やかな快適な道を進む。最後は、少しの急登を凌いで西方ヶ岳の山頂へ!

乱丸さん夫妻は、これで敦賀三山制覇である。今年に入り、よくぞこの敦賀なんかに三回も来てくれたものである。何も出ないが、せめて感謝だけはしたい
(笑) みれ殿が先程のバリルートでサングラスを落としたらしく、引き返して探しに行ったが結局見つけられなかった。「別に安物やからええんよ!」と言ったわりには、二日後にまた探しに行って見つけたようだ。見事に予想通り!(大笑)

山頂からは展望はないが、東へ少し行った大岩からは素晴らしい展望が望める。予報通り、ガスはだんだん晴れてきて青空が広がってきた。眼下に横たわる敦賀湾を眺め、皆さんもご機嫌の様子。ジオンさんは一番前の岩へ上がりたかったようだが、別にこんなとこで生涯を終えなくてもよかろうと。。(笑)

小屋の横から蝶螺ヶ岳へ向ったすぐ左上に三角点がある。従走路にはベニドウダン、ミヤマヨメナ、ツクバネソウ、ツクバネウツギなどが咲いていて楽しませてくれる。ここのヤマボウシの花は小さいという話が出るが、きっと敦賀住民の気質や態度と同じなのだろう。(^^ゞ (両上の写真にマウス!)

分岐から尼池、カモシカ台へ向う。名前が少々気に入らないが、まずはすぐの尼池。この付近はタニウツギとヤブデマリが咲き乱れ、それはそれはお見事で皆さんから大歓声が上がる。池といっても水はなく、湿地のような感じ。以前は移植された水芭蕉が数株あったのだが、どうもなくなってしまったようだ。(両上の写真にマウス!)

僅かな急登を終えると、カモシカが立っていた事から付いた単純明快な名のカモシカ台だ。空は嘘のようにまっ晴れになってきた。(ちょっと暑いが、これでようやく一安心(^^ゞ) 皆さん、大岩に上がって大喜び。アップにしていいんだろうか?(笑) ここからは敦賀湾はもちろん、裏側の若狭湾も見える。テンションが高く、両手を上げてはしゃぐ・・二人で一世紀隊!(^^ゞ\(`o'") 原発の放射能のせいか?(冗談)

のんびりと昼食タイム。次々と皆さんから美味しい食材を戴き、すぐに満腹状態。御馳走様でした。

従走路に戻り、坂を登り切ると蝶螺ヶ岳山頂に着く。ここの山頂は狭いが、岩の上からの展望は良い。眼下には「敦賀のハワイ」と、私だけが呼ぶ水島がよく見える。それにしても皆さんが、この水島をよく知っているのには驚かされたし、嬉しい事だ。(右上の写真にマウス!)

浦底に下りるわけだが、幾つかの小ピークを越える。途中は一枚岩などの岩が多く、その度に上がってみる。しかし皆さん、今日は岩の上に何度上がっただろうか?岩(言わ)せてもらうが、一日にこんなに岩の上に上がる事はないかと思う(笑)

下る途中の分岐から、小さな沢のような長命水に寄ってみる。しかし近くにヌタ場があって、とても長生きできそうな水ではないと皆さんは言う
(笑)

物を忘れて取りに戻った人などもいて、下山途中は皆さんバラバラになってしまった。これはちと反省点かもしれない。(^ ^; たまたまヘリコプターの音が聞こえたので、「もしかして・・遭難!?」(そんなアホな!(^ ^;) 下山口近くで体制を整え、皆さん一緒にゴール! デポしてある車で常宮神社に戻った。


天気にも恵まれて素晴らしい山行になった。遠方から初めて来られた方も、かなり満足してくれた様子で良かったと思う。運悪く?問題の多い案内人でしたが、御世話になりました。(^^ゞ
展望などの写真
 <休憩を含む行程時間>
 常宮神社(9時00分) → 奥ノ院展望台(9時20分) → 銀命水(10時07分) → オウム岩(10時35分)
 → 西方ヶ岳山頂(11時17分) → カモシカ台(12時09分〜13時15分) → 蝶螺ヶ岳山頂(13時42分)
 → 長命水(14時33分) → 浦底登山口(15時43分)

 <所在地>
 福井県敦賀市  
MAP  GPS軌跡






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