大台ヶ原(日出ヶ岳1695M) 平成24年9月26日(水) 晴 水曜会 |
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なかなか休みが合わなくて参加できない水曜会から、何と大台ヶ原のお誘いが来た。紀伊半島の台高山脈の一番南に位置する山だが、以前から山友さんやレポなどで名だけはよく知っていた。しかしここからはかなり遠く、自分が行くとは考えた事もなかった。もしかすると、これが最初で最後のチャンス? しかし最初の予定は19日。もう一週間延びてくれたら行ける。それがけっしてお百度参りしたわけではないが、19日の天気が悪くて都合よく26日になった。やっぱり私を呼んでるのね。延びたせいで行けくなった人には大変申し訳なく思うが、やっぱり・・行ったもん勝ち!?(^^ゞ |
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午前3時に敦賀を出て、待ち合わせ場所の名阪国道の針テラスに5時半過ぎに着く。すでに乱丸さんが到着していた。挨拶がてらに話をしていると、ジオンさん、ドルフィーさん、yakoさんの岐阜組が到着。5人なので、乱丸さんの車一台で向う事になった。
ここからさらに下道を80Kほど走らなければならない。途中の駅の道で前泊している風花さんと、地元の大和朝廷から参加、ガイドしてくれるルネさんと合流。ルネさんのお名前とHPはかなり前から存じていたが、今回がお初。煌びやかな平城京の姫のようなお方だ。 と、書いておきたい。(^^ゞ
大台ヶ原ドライブウェイに入って、さらに20K。ようやく8時に大台ヶ原の駐車場に着いた。
ここは日本一の多雨地帯だが、空は真っ青な快晴。しかし、私に向ける皆さんの疑わしい視線をチクチクと感じてしまう。でも、今さらここまで来てジタバタしても始まらないのだ。天に全てを任せていただきたい。(^^ゞ
コースは東大台を右回りに周回する。時間は4時間程度なので、ここを目や頭にしっかり焼き付けるにはちょうどいい。ルネさんが案内板の前で丁寧に説明してくれる。何でもここは、今年になって四度目だと言う。(^ ^; |
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整備された緩やかな道を進んで行く。トウヒの樹林帯に下はミヤコザサ。このような雰囲気の所は私の近くにはない。ちなみにトウヒと聞いて、まずは大事な頭皮、次はたまにしたくなる逃避、情けないが、こんな言葉ばかりが頭を過ってしまう。(^ ^; |
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話ながら歩いていると、すぐに展望台に着く。すぐ向こうに海らしきものが・・? ルネさんから熊野灘、尾鷲湾と聞いてビックリ! 距離にすると、10Kぐらいしか離れていないらしい。ほんとによくこんなとこまで来たものだと、自分でも感心してしまう。(^^ゞ
景色を堪能して日出ヶ岳へと向う。この木の階段、当り前だがいろいろなレポで見た通りだ。 |
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階段を、おっちらおっちら上がって行くと日出ヶ岳山頂に着く。百名山の一つでもある。立派な木の展望台があり、三角点はその横下にあった。
集合写真はルネさんから弾け方が足りないと、名優揃いだが三回もやり直しを命じられる(笑) 皆の頭は弾け過ぎてるんですけどねぇ〜(笑) |
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展望台からの眺めは、360度遮るものなく素晴らしい。連なる大峰山脈も一望だ。釈迦ヶ岳、八経ヶ岳、弥山、行者還岳や大普賢岳、山上ヶ岳など、名だたる峰がずらりと並ぶ。
南には熊野灘が広がる。規模は違うが、こうした山と海が見える景色は若狭の山に似ていて落ち着く。ブラボー! |
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分岐に戻って正木峠へと上り返す。シロヤシオが薄っすらと紅葉しかけている(左上の写真は日出ヶ岳を振り返ったところ)
正木峠も展望が良い。時間がたっぷりあるらしいので、ここでものんびりと過す。こんな天気なので本当に気持ちがいい。皆さんからフルーツや、お菓子を頂く。 |
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正木峠から少し下るが、展望が素晴らしいので何度も立ち止まる。
周囲はトウヒの立ち枯れ。こうして見ると、美しいオブジェのように見えてくる。私は伊勢湾台風をよく知らないが、その時の被害が今も残っているらしい。
この先でよくシカを見かけるらしいが、今日は身の危険を感じたのか姿を見せなかった。 |
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東屋のある尾鷲辻、牛石ヶ原と、緩やかな道を進んで行く。下は背の低いミヤコザサが覆い尽くしているため他の植物が生育できず、すっきりとした景観が続く。 |
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分岐から岩場を下って行くと、一番の人気スポットの大蛇ー。周囲は絶壁で険しいが、ここからの眺めも素晴らしい。前方奥には大峰山脈。手前の峰には落差の大きい中の滝などが見える。
高所恐怖症が改善されてきた方もおられるようだが、感覚自体が鈍ってきたとも考えられそうなので注意をしていただきたい(笑) それと右上の写真には、あまりマウスを置かないでほしい気がする。まあ、たまには若さを・・f(^_^; |
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少し広くなった展望の良い岩場の上で昼食タイム。皆さんから数々の御馳走を頂き、まったりと過した。 |
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周回路に戻り、険しくなった道を勿体無いぐらい下って行くとシオカラ谷。清流が美しい。若い男女のパーティーが楽しそうに寛いでいたが、無敵艦隊のようなオジオバ軍団が雰囲気を壊したかもしれない。(^^ゞ |
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吊橋を渡り、大台からのプレゼントのような標高差200M近くの急な階段の登り返しが、最後にピリっとした味付けを加えてくれた(苦笑) ビジターセンターを見学して終了。 |
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