御池岳(1247M) 5月5日(木) 晴
最初、しろくまさんから御池岳へのお誘いがあった時、夜勤明けなので辞退させていただいてたのだが御池は初めてという事、そしてあまりのいい天気の予報と、GWに仕事をしている自分が惨めになって急遽みれさんとドタ参させてもらう事になった。
敦賀インターで6時半にみれさんと待ち合せ。送って来られたみれさんの娘さんが「母が何時も御世話になっています」と挨拶されたので、瞬間的に「何時も御世話しています」と応えてしまった私。娘さんは笑っていたが、きっと・・「何やこのオッサンは!」と思ったのに違いない。また失敗!(--;) 8時半にコグルミ谷登山口の駐車場で皆さんと待ち合わせである。順調良く走り、ちょうどいい時間に着くが駐車場は満杯である。連休中だから仕方がない。ウロウロしているとちょうど1台車が出たので助かった。他のメンバーの方を探しに広い駐車場に向うと、ちょうど皆さんが来られたとこだった。きまぐれレオさんが来られるとは聞いてなかったのでビックリ!思わず・・「揚げタコヤキ!」と叫んでしまった。申し訳ない。まだmakotoさんとさきょうさんが来られてないようだ。実はこの時すでに駐車場にmakotoさんの車が停まっていたのだが、色が少し違うんじゃないかと思ってまだだと思っていた。電話をかけても繋がらず、もう来るだろうと少し待っていたが、レオさんがさっきのよく似た車に張り紙がしてあるのに気が付く。内容は「あまりにも早く着き過ぎたので先に2人で登っている」という事だった。レオさんが気が付かなかったらまだ待っていただろう。これは完全にレッドカードに熨斗を付けて進呈したいと思う(笑)
Floraさんの山友の小藤さんとはお初になり、他の方々とは冬の綿向山以来である。コースは、コグルミ谷〜御池岳(丸山・ボタンブチ))〜鈴北岳〜鞍掛峠である。沢沿いにコグルミ谷道を登っていく。カレンフェルトのゴツゴツした道だ。沢は伏流になっているようだ。スミレやネコノメソウ、ニリンソウ、ヤマエンゴサクなどの花が咲いている。しろくまさんが「花の名は私に聞け!」と言うが、知らない花は聞こえないフリをする(笑) 新緑が美しい。
「長命水」で小休憩(上の左の写真はその少し手前) 女性の方々からいろいろなものが配られる。それにしても暑い。風もないので早くも汗だくである。自業自得ではあるが、寝不足の私にはこの暑さが一番辛い。小藤さんの奥さんも気さくな方、気兼ねなく旦那さんの分まで話してくれる(笑) 他の方とも今回は2回目という事で、気楽に話ができて楽しい。
カタクリ峠に近付くに従い、ポツポツとカタクリの花がお目見えする。写真を撮るのに忙しくなる。しろくまさんは一眼レフ、他の方はデジカメで全開だ。
カタクリ峠で小休憩。しろくまさんがさっそく大福餅を頬張る。いつもこれが定番らしいが、それにしても美味しそうに食べられる(笑)
レオさんは、GPSのチェックと設定に余念がない
気持ちのいい自然林の中を、見ながら・・写真を撮りながら・・語らいながら歩く。最高だ。コバイケイソウが、これでもかこれでもかと続く。
真ノ谷の上部、御池と鈴北峠の分技でmakotoさんとさきょうさんが待っておられた。皆さんに詫びを入れるmakotoさん!(笑)
取り敢えず斜面を登って御池岳の山頂へ!見晴らしのない潅木の下で多くの人が昼食をとっているが・・それが何故か奇妙な光景に思えた(笑) 私達はボタンブチに向う。気持ちのいい笹の草原を歩くが、道は雨水で侵食されかなり歩きにくい。
絶景だ!藤原岳が頭だけ覗かせ、御在所や雨乞岳、琵琶湖方面もよく見える。下の斜面に咲くピンクの花が、ツツジかシャクナゲかでしろくまさんと議論する。他の方はあまり興味がなかったようだが。。(笑)
風もそれほど強くないのでここで昼食タイム。レオさんが大量の水を出してきてビックリ!ソウメンを作ってくれるという。歯応えがあってなかなか美味しかった(笑)しかし、あれだけの食材を担いでくるなんてスーパーマンか?何でも毎日2時間(実は1時間)のランニングで鍛えているという。90cm以上あったウエストが80cmを切ったとか。耳に痛い話ではあった。(^_^;) みれさんからは煮込みうどんを頂く。いつも具はカマボコなのに、今日は何故か鳥肉になっていた(笑) これもかなり美味しかった。makotoさんからはキムチやイチゴを頂く。私からは定番のヘシコ。最近、私とヘシコは一体のように思われているようだ(笑) 風上だったのでもろに煙がFloraさんを襲う。すいません。でも、二度と忘れられない思い出になったははず!(笑) 小藤さんもヘシコがかなり気に入られた様子。また犠牲者が出たか。。(笑)
ボタンブチで・・ボンタンアメ!
makotoさんらしい粋な計らいだ!(笑)
このためにわざわざボンタンアメを買ってくるなんて・・奥義を極めるにはこのぐらいの事は当り前なのか?
私はまだまだ修行が足りない。。
御池へ一旦戻って鈴北峠へ向う。どこまでも続くコバイケイソウ。「これが全部食べれたら」と・・ボソっと言ったら、Floraさんだけが受けてくれた。(^^ゞ 鈴北峠から鈴北岳へ!途中にある「ドリーネ」と呼ばれる石灰岩地域に多く見られるすり鉢状の地形。ドリーネって・・ドレーネ?・・これは悲しくも空砲だった(笑)
日本庭園と呼ばれる場所から御池を望む。
緑や茶色の苔、カレンフェルトの岩、変った木などが点在していて雰囲気はよく分かる。
鈴北岳に到着。ここからは北側の展望が素晴らしい。すぐそこには霊仙、奥には伊吹山が見える。琵琶湖の多景島や竹生島もよく見える。琵琶湖のほぼ真ん中にある「沖の石」について、レオさんが詳しく解説してくれる。何故大阪のレオさんが琵琶湖に詳しいのか?・・ちょっと謎ではあった。・・祖先が海賊(湖賊?)だったとか?(笑)
鈴北岳から鞍掛峠へ下る。makotoさんが「シバさん、ちょっと速いで!」と言うと、みれさんがすかさず・・「転がっとるからや!」・・言わなくても分かってくれてるからありがたい。(--;) 峠からザレた道を国道へ下る。「シバちゃん、滑って転んで押して・・突き落としたらゴメンなぁ」とは・・後を歩くみれさんの声!(--;) 道脇にはヤマルリソウが咲き乱れていた。
ゴミが散乱している国道淵に出て駐車場へ向う。この車道歩きがけっこう長く感じた。駐車場で皆さんとお別れし、帰路につく。
今日は急遽のドタ参でしたが、楽しい山行をさせていただきました。皆さんには御世話になり感謝です。また機会がありましたらよろしくお願いします。
ニリンソウ
ヤマブキソウ
ヤマルリソウ
08:48:51 498m コグルミ谷第二駐車場出発 08:57:46 526m コグルミ谷登山口通過
09:40:26 777m 長命水着 09:47:41 同出発 09:47:41 943m カタクリ峠着 10:25:26
同出発
10:55:26 1055 滋賀チームと合流 11:25:26 1238m 御池岳着 11:39:31 同出発
11:53:11 1195m ボタンブチ着(昼食) 13:27:06 同出発 13:43:11 1246m 御池岳通過
13:55:31 1137m 丸山分岐(ト○レ休憩) 14:06:56 同出発 14:30:22 1184m 鈴北岳着 14:46:57 同出発
15:23:07 811m 鞍掛峠通過 15:42:22 636m トンネル入り口公園登山口着
16:05:25 528m 福井チームとお別れ 16:09:05 518m コグルミ谷第二駐車場着
レオさんのGPSのログからお借りしました。高度には多少の誤差があります。