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野坂山(913.5M) 2月5日(日) 曇一時雪  大葭原さん夫妻 makoto&sumireさん
                                    単独行さん しろくまさん チーさん
前から「野坂山を案内せよ!」という声があり、一度は野坂でオフ会をしなければならないとだいぶ前から考えていた。そろそろしないと「ウソつきSIVA!」と言われそうで内心焦ってもいた。(^^ゞ するならやはり雪のある時期!しかし天候があまりにも不順!私の休みの都合もあるので、するなら2月5日しかない。でもその頃というのは、節分寒波とも言われていて不思議と毎年天気が荒れる。どうしようかとかなり迷い悩んでいた。そんなわけで、半分ヤケクソで決心したのは10日前と少し遅くなってしまった。日を決めたのはいいのだが、今度は誰にお声掛けするかでまた悩む。多くの人に声を掛けたかったのだが、天気や道中の事を考えるとそんな簡単にはいかない。悩みに悩んだ結果、例え吹雪でも嵐でも怒りそうにない人にする事にした(笑) 単独行さんはタイミングよくスノーシューを購入!チーさんもワカンを購入!しろくまさんは・・雑炊しましょうか?(笑) 乗りに乗っている関西ファミリーであった。それに野坂が好きで何度も登っている大御所のmakoto&sumireさん、「こんなんで雪って言うの?」と・・溜息をつく豪雪地帯代表の大葭原さん夫妻、異常・・いや以上の豪華メンバーになった。
やっぱり予想通り節分寒波は健在だった。(^_^;) 今年最大級の寒波!と気象庁は脅しをかけたが、前日の土曜日まではほとんど積雪はなかった。ちょっと安心したのもつかの間、前夜から降り続けた雪があっという間に銀世界に変えてしまった。里で15cm程度の新雪。唯一救いなのは、時々晴れ間が覗くようになった事だ。みなさん道中かなり吹雪いているらしく、電話では少し不安の様子だった。野坂を信じなさい!私を信じなさい!(笑) 9時に待ち合せ。道が心配で早めに家を出たが、先行車があってどうにか登山口まで行けるのを確認して安心した。2〜3人のトレースもバッチリついている。まずは雪の壁奥深くから脱出してきた大葭原さんが到着。続いて関西ファミリーを乗せた単独行さん、makoto&sumireさんが無事に到着する。単独行さんとしろくまさんとは去年の5月以来だ。やっぱり大きいなぁと思いながら(笑)アイゼンを付けて準備をする。単独行さんのおニューのスノーシューとチーさんのワカンは、しっかりザックに括り付けてある。たぶんいらないだろうと思ったけれど、けっして口にはできなかった。(^^ゞ 私を先頭に登山口から杉林の林道を登っていく。ふかふかの新雪が心地よい。しばらくするとまた雪が降ってくる。晴れたり曇ったり雪と・・目まぐるしく変る天気。まあ、大降りさえしなければヨシとしなければ仕方がないだろう。よく考えてみると、野坂が初めてなのは単独行さんだけだった。
林道から登山道へ入ってしばらくすると、チーさんの「ストップ!」の声が飛ぶ。振り返るとしろくまさんと単独行さんがいない。何でもしろくまさんの足の調子がかなり悪いらしい。やがて単独行さんが登ってきて、しろくまさんが止めて車で待っていると言う。えぇー!せっかく遠方から来られたのに、ドライブだけで終るなんてあまりにももったいない。雑炊はどうなるんだろう?(笑) これは冗談だが本当に残念だ。戦友を亡くした気分で歩き出す(よく分からないが(^^ゞ)
途中から沢沿いへ行かずに冬道に入る。ここから急登の連チャンが始る。いつものコースをショートカットしたトレースがあったので試しに行ってみたが、これはちと失敗で急坂過ぎた。(^_^;) 合流して連続する急坂を黙々と登っていく。夜勤明けの寝不足の身には辛い。先頭なのでみなさんが何を話しているのかも分からない。みなさんの写真が撮れないので交代していただく。相変わらず空は、雪が散らついたり晴れ間が見えたりの気まぐれ天気。関西人を歓迎しているのだろうか。。(笑) チーさんには足上げポーズもしていただいでありがたい。(^_^;) 
一ノ岳の下まで登り詰める。ここからトラバースして稜線歩きとなるのだが、この強い寒波のせいかかなり立派な霧氷が付いている。大峰や台高にも負けない霧氷だと一人微笑む(笑) 雪が少し深くなり傾斜も緩やかになるので、makotoさん、sumireさん、単独行さんの秘密兵器?がお目見えする。スノーシューデビューの単独行さんの口元からヨダレが・・(笑) スノーシューを付けるみなさんの姿をじっと見つめるおーちゃんからもヨダレが・・(笑) まあ、頑張って働いて買ってくだされ!(笑) チーさんはせっかく買ったワカンを付けない。今考えてみると、私も合わせてしてあげれば良かったと後悔。でもはっきり言わせてもらうけど、別に・・・・いらないんだもの(爆)
二ノ岳〜三ノ岳へと向う。少し雪が深くなってツボ足では所々ゴボる箇所もある。トーレースを外してスイスイといくスノーシュー軍団。ちょっとええなぁ〜 というのは紛れも無い真実である。(^^ゞ 敦賀市街や西方ヶ岳、岩篭山などが見えては隠れる。この天気でこれだけでも見れれば上等かと。。それにしても今日の霧氷は素晴らしく美しい。別世界を見ているようでついつい足が止まる。
敦賀市街
岩篭山
素晴らしい霧氷
冬ソナを演じる二人!笑(チーさん式表現) 登るにつれてガスが一層濃くなってくる。風も強くなり、最後の急坂を登って取り合えず小屋に逃げ込む。
大葭原さんからのニゴリ酒
sumireさんとチーさんからのケーキ
私のヘシコと単独行さんからのキムチ鍋
黄粉餅
突如として現れたヘンな軍団に、小屋で昼食中だった二人の方もたじろぐ。 メイン?の楽しい宴会が始る。大葭原さんからはにごり酒とホルモン、単独行さんからは鍋(大きな鍋に食材がどっさりでビックリ!) m&sさんからは黄粉餅とケーキ、チーさんからはVケーキ(何のVなのか未だに不明) 私はヘシコで応戦するが、とても太刀打できる状態ではなかった。(^^ゞ どれも美味しくてついつい食べ過ぎてしまう。これでは山に行く度に太るのは当り前だよなぁ。。f(^-^;  大葭原さんと初対面のチーさんも、すっかり打ち解けたようであった。関○人と奥○人では、そもそも人間形成の段階から別物と思っていたので安心する(笑) しろくまさんは車の中で一人淋しく雑炊を食べてるんだろうかと・・ふと頭を過る(笑)
宴会を終えて山頂へ行くが、相変わらずガスの中で景色は全然見えない。それでも個人的な撮影大会が始る。しかしいくら女性が3人でも・・キャンディーズはあんまりだろうと。。(^_^;) ○○○○娘なら納得するが(笑) ○が多くて分かり辛いだろうが、これ以上繊細に書くと後々のお付き合いに大影響を及ぼすのが確実なので。。f(^-^;  
キャンディーズねぇ。。(^_^;)
キャンディーズとはあまりにも・・(^_^;)
下山を始めるが、一瞬差し込んだ太陽光が霧氷を輝かせてくれた。
sumire号
おーちゃん号
だいたいこんなもんです(笑)
霧氷の中をぐんぐん下っていく。霧氷の上にポッカリ浮かんだ小屋が幻想的で美しい。一ノ岳の下の急坂にさしかかかると、sumireさんがソワソワし始める。さっきから尻セードをするタイミングを伺っていたようである(笑) みなさんのやったら?というお言葉に・・待ってました!のように早速スタート!それに吊られるかのようにおーちゃんもやり出す(笑) しかし、残念ながら雪質が悪いのか尻が悪いのかよく分からないのだが(笑)滑りが悪くてかなり御不満の様子であった。でもまあ最後の急坂で、2〜3回転して突っ込むパフォーマンス?は見せてくれた(笑) ま、今回は運動神経の項目には触れないでおきたい(爆)
実は今回、私からこのようにオフ会のような感じでお声掛けするのは初めての事で、いろいろな面でかなり責任を感じていた。それが無事に終ってホッとしたのが正直な気持ちである。みなさんには楽しく遊ばせていただいて感謝したい。しろくまさんは残念だったがまたの機会を楽しみにしたい。最後に、私の不注意でせっかくケーキとコーヒーを用意してくれたみれさんに、無駄足を踏ませてしまった事をお詫びしたい。ま、これに懲りずにまた遊んでね!f(^-^;
<休憩を含む行程時間>
いこいの森登山口(9時35分) → 一ノ岳(11時15分) → 二ノ岳(11時40分) → 三ノ岳(11時55分)
→ 山頂(12時05分〜13時55分) → いこいの森登山口(15時10分)

<所在地>
福井県敦賀市  MAP