野坂山(岳)913.5M  2月23日(水) 曇  みれさん
今日は、久しぶりにみれさんと野坂山へ行く事になった。みれさんとは一昨年ぶり。家が近所なので立ち話程度はする事はよくあったが、なかなか同行する機会がなかった。みれさんは、単独でアルプスはもちろん、テン泊などもするスーパーウーマンでもあるが、なぜか野坂山は苦手と言う。どうも最初に登った時が体調が悪くてかなり辛い思いをしたらしく、それから苦手意識を持ったようだ。誰でもそういう山はあると思う。私なんかは日野山が苦手でいつも辛い!どうも身体が合わないというか?・・嫌がられているというか?
最近どうも天気に恵まれない。今日ももしかすると昼前から崩れるかもしれない。9時に「いこいの森」の登山口で待ち合わせる。登山口は思ったより雪は少ない。車から真新しい靴を出すみれさん!スカルパの冬季用の靴だ。やはり冬季のアルプスを狙ってる人は違う。いいないいな!羨ましく横目(ヨダレか?)で・・・(^^ゞ
HOME
登山道も雪は少ないようだ。春一番(後から聞いて)が吹いて、風は強いが温度は高く暖かい。みれさんとは子供も一緒の学校という事もあり、話題はかなり・・ローカルだ(笑)
約30分でトチノキ地蔵。私はいつもここの美味しい水を水筒に入れている。みれさんはかなり辛そうである。実は、彼女は身体が慣れる前と後とでの差がメチャクチャ激しい。火がつくのが遅いが、一旦火がつくともう止らなくなる。少し休憩をしていると、また去年今年とここでクマを見たという人に会う。みれさんが、「クマもやはり・・」 おいおい!そんな失礼な事は、思っても口に出してはいけない(笑) ここからアイゼンを装着する。ところが、みれさんのワンタッチアイゼンがよく外れる。どうやら調整がマズイようだ。一段短くしてみるが・・今度ははめるのが硬い!思いっきり力を入れた私のか弱い指が!?・・・・泣いた。。みれさんは!?・・・・笑ってた。。(^_^;)
一ノ岳を目指して冬道を直登する。アイゼンもバッチリ!どうやら火がついたようで軽快に登っていく。しかし、感心するぐらい細くて長い足!ウエストに合わせてパンツを買うと、丈が短くて困るらしい。一度でもいいからこんな悩みをしてみたい。。
一ノ岳からの展望は、遠望はきかないがそこそこ見える。今日の予報でこれだけ見れたらマシだ。一ノ岳の下を巻いて二ノ岳に向う。稜線に近付くにしたがって風が強くなってくる。
ブナ林の中、二ノ岳、三ノ岳と直登する。暖かいので雪が少し緩んでいるようで、トレースを外すとごぼる時がある。辛いが気持ちのいい道だ。風が一段と強くなってくる。
小屋手前の最後の急登!みれさんは軽快に登っていく。。
11時45分山頂。途中、アイゼンなどで遊んでいたので(笑)2時間半ぐらいかかった。風は強いがそこそこの展望である。写真には撮らなかったが、西方ヶ岳、雲谷山、三国や赤坂山などが見えた。山頂も一時より雪が少なくなったようだ。風が強いので長居をせずに小屋に入る。
小屋へは3人の方が入ってきた(いた) 休日は人が多くてなかなかここでゆっくり昼食を取れないが、平日は空いているので楽だ。昼食は、私もみれさんも・・偶然にも鍋焼きうどんで一緒だ。みれさんから肉代わりのカマボコ(3切れしかなかったが(笑)や、野菜などを頂く。ありがたい。インスタントが一気に豪勢になる。時間が経つのも忘れて山談に花が咲く。みれさんは一見クールな印象を受けるが、実は話すとそのギャップに驚く!(笑) 山を語る時はそれは素晴らしいお顔をする。よっぽど山が好きな事を感じる。
話は尽きないが、天気の事も心配なので下山する。暖かいせいか雪が軟らかくなってきている。ここに書いていいのかどうか迷ったが、みれさんは下山中にアイゼンがダンゴになって・・・3度転んだ(笑) 林道近くになってアイゼンを外すが、苦労してはめたみれさんのアイゼンだったが自分で簡単に外す。一瞬はめる時はブリッコしていたのかな?と思ったが、はめる時は大変で外す時は簡単!というのは世間ではよくある事だと思う(笑)



今日は、久しぶりのみれさんとの山行でとても楽しかったです。。地元の山友という事で、山談から井戸端会議風へといろいろな話題で面白かったです。また機会がありましたらお願いしたいと思います。あっ!それと山の情報もお願いしますね!
<休憩を含む行程時間>
細かな記録をうっかり消してしまいましたが、上り2時間半ぐらいで下り1時間ぐらいです。

<所在地>
福井県敦賀市  MAP