野坂山(913.5M) 11月13日(土) 曇時々晴 単独
昨夜の帰りが遅かったため、久しぶりに野坂山に登る事にした。約2ヶ月ぶり、今年8回目になる。朝起きた時は雲が多かったが、部屋でマッタリしているうちに青空が広がってきた。子供が、「今日は山へ行かんの?どこか体が悪いんか?」と私を気遣って?くれる。できた子達だ(笑) しかし、一瞬相方から放たれた鋭い眼光線を私は見逃しはしなかった。(^^ゞ 相方が何も聞かないのに、「昼頃には帰るから!」と・・すぐに反応し、勝手に言ってしまう自分が悲しい。。(^_^;)
9時前にいこいの森の登山口に着くと、大勢の人と車が止まっている。今日は土曜日だから仕方がない!と思ったが、よく見てみるとどうやら登山とは違うようである。聞いてみると、遊歩道の整備と落葉樹を植えるらしい。キャンプ場周辺は針葉樹が多く、紅葉を嗜む事ができないからだろう。すべてボランティアで御苦労さんである。「一緒にやりませんか?」と不意に言ってきたので、「力仕事ができない体なんです」と反応的に答えてしまった。f(^-^;  でも、機会があったら手伝いたいと思っている。・・本当に。。(^^ゞ
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杉林を抜け沢沿いを歩く。天気はいいが風は冷たく、汗をあまりかかないので私にはちょうどいい。紅葉はまだ早いようだ。でも、この山は元々モミジやカエデ類が少ないので、あまり(ほとんど?)期待はできない。トチノキ地蔵の手前に来て、断りもなしに道の様子が変わっているのにビックリする。・・クマの仕業だろうか?(笑) 度重なる台風や豪雨のせいだろう。でも大した事はないようだ。何時ものように冷たく美味しい水を飲む。
標高が上るにつれて紅葉もそれらしく見えてくる。やがて葉を落とした木が多くなり、行者岩がスッキリ見えてくる。
一ノ岳で展望を楽しみ、落ち葉で埋もれた絨毯のような道を歩く。気持ちがいい。

朝早くに登った登山者とすれ違うようになる。土曜日なのでかなりの人が登っているのだろう。
二ノ岳に近付くにつれて、葉を落としたリョウブやブナの木に変わってくる。視界が良く明るい道になり、ここからの稜線歩きは最高である。一瞬だが、何時もはここからは見えない避難小屋も見える。
三ノ岳を過ぎ、最後の急坂を登って避難小屋に着く。小屋の中では団体さんが宴会中?だったため、そのまま寄らずに山頂へ! 白山は残念ながら見えないが、相変わらず素晴らしい展望である。琵琶湖がキラキラと輝き、伊吹山や鈴鹿の山、比良の山が微かに見える。若狭湾は墨絵のようだ。展望を楽しんでいると、どんどん人が登ってくる。登ってくるほとんどの人が開口一番に聞くのは?・・白山が見えるか?である。そして、ほとんどの人の見る方向が違う(笑) そうやって山座同定を手伝ったり、写真を撮ってあげたりしていたが、次から次へと人が来るのでキリがない。少し落ち着いたとこで下山した(笑) 
敦賀市街と白山方面
若狭湾
琵琶湖方面
<休憩を含む行程時間>
いこいの森登山口(9時) → トチノキ地蔵(9時25分) → 一ノ岳(10時) → 山頂(10時40分〜11時35分)
→ いこいの森登山口(12時40分)

<所在地>
福井県敦賀市  
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