野坂岳(913.5M) 平成24年7月9日(月) 曇一時晴  kayoさん
今日は夜勤明けで朝帰り。少し寝かかったところで、メールの着信音。半分ボケた頭で見てみると、「野坂岳に来たし〜!」なんて姫からだった。「はぁ〜〜???」私は状況をどうにか把握し、少し待つように言って慌てて準備をして登山口へ向った。少しは慣れたけど、姫の突発的な行動にはいつも驚かされる。(^ ^;

実は去年も一昨年も野坂岳に来てくれていたのだが、いつも都合が悪くて御一緒するのは今回が初めて。やっと案内ができると思うと、眠たいが感激も一入である
(笑)


準備に慌てて疲れてしまった気がするが、かなり待たせてしまったようだ。駐車場には常連さんの車が数台のみ。林道から登山道へと入って行く。季節は変わり、沢沿いも目立つ花はヤマアジサイぐらいである。



トチノキ地蔵で水筒に水を補給。気温は上がり、さすがに暑くなってくる。九十九折りの道を、ゆっくりと話をしながら進んで行く。



見えてきた行者岩も、濃い緑ですっかり覆われてしまっている。姫はまだ上った事がないと言うが、負傷している手では止めた方が無難。また次の機会にして、先へ進む。

一ノ岳展望所に着く。汗をたっぷり掻いたので、少し休憩。ガスで展望はあまり良くない。



途中から見るニノ岳、三ノ岳は、どうもガスっぽくて微妙。姫も、私となら最初から諦めている事だろう。(^ ^;

最近、ニノ岳の標柱の位置が少し違うという話を聞いた事がある。確かにピークらしき場所から少しずれているのは以前から気付いていたが、そういう意味合いで立てていないと思える。



ブナ林に差し掛かる。見事な大木もあり、ちょっと足を止めてみたくなる場所だ。やっと暑さから開放され、涼しい風が吹きぬけてくる。



三ノ岳を過ぎて最後の登りになると、やはりガスってきた。「やっぱりなぁ〜!」f(^_^;



静かな山頂に着く。ここの常連さん達は朝早いので、ほとんど下りてしまった後である。無数の赤トンボ?が風に吹かれ舞っている。少し諦めかけていた展望も、青空と共にだんだんと広がってきた。晴れ女にまた手を合わせてしまう。(^^ゞ



ザックを下ろした姫の背中をよく見てビックリ!まるで「この紋所が目に入らぬか!?」みたいな世界なのだ(笑) さすがに私もこれにはビビッてしまった。いやぁ、何というか・・言葉が出ない。(^ ^; これから態度が変わったのは言うまでもない。f(^_^;



ゆっくりと下って行く。空はすっかりと青空が広がっていた。



さすがに下りて来ると暑い。かき氷が食べたい気分だったので、帰りに近くの野坂茶屋に寄る。ここはケーキも美味しく流行っている。お洒落な雰囲気なので汗まみれで入るには気が引けるが、それをすぐに忘れる事ができる年代になった事が悲しい。(^ ^; 

来年こそはヘマをしないで、ぜひ冬の野坂に来て欲しいと思います。(^_^)





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