野坂岳(913.5M) 1月14日(月) 曇のち晴
吉田さん 大葭原夫妻 Junさん りんちゃん マッキーさん みれさん makotoさん 
及ばずながら、私が企画させていただいた新年登山です。忘年登山ができなかったので、何としてでもやらねば!と、数日前から自然に気合いが入っていました。北陸でこの時期に一番心配なのは・・天気それのみです。晴れろなんて贅沢は言わないですが、せめて降らないで欲しいと・・当日まで天気予報が気になって仕方ありませんでした。前日は寒くて小雪が舞う天気で心配しましたが、朝起きてみると曇ってはいましたが、明るくてまあまあの天気。窓から野坂岳を見ると、上の方が真っ白!見事な霧氷です。寒波のおかげで思わぬ御褒美が貰えると・・心が躍りました。
電車で来られるmakotoさんを駅に迎えに行き、野坂岳が初めてのJunさんと合流してすぐ登山口へ向う。すでに吉田さんと大葭原さん夫妻が到着していた。「ようこそ都会へ!?」と・・久しぶりの対面に挨拶を交わす。やがて、りんちゃんとマッキーさんが到着。約1年ぶりで、私だけが年を取っていないようである。(^^ゞ みれさんから遅れると連絡が入り、先に出発する。

強い寒波が入っているが、積雪はほとんどない。この時期にしては珍しく雪のない道を、いろいろな話をしながらゆっくり登る。おーちゃんは話をしながら目は・・キノコ一筋!(笑) 早速奥の木に付いていたキノコを見つける。ここでキノコ博士の吉田さんの登場で、カンダケという名で食べられると言う。吉田さんは、けっしてカンダケ(勘だけ)で言わないので安心である。(^^ゞ 食べれると聞いたおーちゃんは、すぐに斜面を攀じ登って採りに行く。私達は食べるのが専門なので、落ちてもキノコだけは助かるようにと静かに祈る(笑)
野坂は初っ端から急登が続くので、寒くてもすぐに暑くなってくる。トチノキ地蔵で衣服調整や水を飲んでいると、みれさんが登って来た。声を掛けるとビックリしたようである。何でも風邪を引いて暫く寝込んでいたらしい。・・鬼の○○か? 書けない(^_^;)
九十九折りの道からは、敦賀市街を見渡せる箇所が幾つかある。どんどん青空が広がってきて、ウソのような天気になってくる。一番驚いたのは私で、きっとこのメンバーの中に神様がいるのではないかと!? しかし、よくよく考えてみると、そんなに行いの良さそうな人がいないのに後で気が付く。
冗談です(^^ゞ
雪が少しずつ多くなり、よく踏み固められて滑り易くなってくる。下山して来られた穂高さんと擦れ違う。私のHPのトップに「野坂岳情報」としてリンクをしている方だ。私がそのように声を掛けさせていただくと、皆さんも分かったようである。ただ、「うちの○○が何時もお世話になりまして!」なんて言うのはやめて欲しい。(^_^;)

野坂が初めてのJunさんは、初めて見る敦賀市街の展望に興味津々である。
「アピタはどれ?」とか・・(微笑)
一ノ岳の展望所に着くが、風もなく穏やかである。予想外の好天と展望に、皆さんの表情も明るい。

簡易アイゼンを付けて二ノ岳へと向う。途中から見える三ノ岳の上部がまだ真っ白だ。出発が少し遅くなって落ちないかと心配したが、どうやら楽しめそう。
霧氷を目の前にしても、キノコがやはり気になるようだ(笑) チビナメコ発見!
いよいよ待望の霧氷の中へと入って行く。素晴らしい自然の芸術に皆さんから歓声が上る。思い思いにカメラを向け、足がなかなか進まない。特に三ノ岳から山頂にかけては、霧氷も大きく見事である。それにバックが青空というのも嬉しい。特に私個人が一番好きな場所は、すぐ左上の写真の三ノ岳を過ぎて山頂への登りの手前50Mぐらいの間の少し平坦な場所。ここは霧氷のトンネルと呼ぶに相応しく、何度かTOPの写真にも使った事がある。

りんちゃんがまた霧氷の味見?をしてくれると期待したが・・(笑)
小屋は多くの人で賑わっていた。取り合えず先に山頂を踏み、景色を堪能するのは後にして記念写真を撮って小屋に戻る。小屋はあまり広いとはいえないので、今日みたいに人が多い時は場所の確保が大変である。宴会を最重視する方々が頑張ってくれました(笑)
メインの宴会の始まり。吉田さんがキノコをどっさり!採れたてカンダケ、皆さんが持ち寄ってくれた魚や肉や野菜を入れた豪華な鍋。冬はやっぱりこれが最高だ。Junさんが燗をしてくれたお酒を頂く。makotoさんはそのための電車なので、帰りを気にせずどんどんいける。全然飲めないと言ってた人が飲んだりして驚いた場面もあったが!(笑) 

約1年ぶりに会う方もいて話題は全然尽きない。当然マジメな話というのはほとんどないのだが、これも皆さんが平和な日々をおくられている証拠として嬉しい。みれさんから得意の失敗作?のケーキも頂き、お腹一杯食った飲んだで宴会終了。今回もかなり飲んだと思ったお酒だったが、発散効果が高かったのであまり酔わなかった。
越美境方面
伊吹山方面
琵琶湖方面
尾根の霧氷 後方は岩篭山
宴会終了後、もう一度山頂に行き360度の展望を楽しむ。白山は残念ながら見えないが、十分満足できる遠望だ。越美境の山々は白く輝き、茶褐色の低山との対比がまた美しい。見下ろした野坂の尾根の霧氷が、後方の無雪の岩篭山により美しく映える(一番右上の写真) Junさんは初めて見る景色に感動したようだった。
下山途中からは、ようやく白山が顔を覗かせてくれた。
心配した新年登山でしたが、天気や状況に恵まれ、皆さんのおかげで大成功に終わりました。久しぶりに
皆さんにお会いでき、とても嬉しく楽しい一時を過させていただきました。感謝です。
 <休憩を含む行程時間>
 登山口(9時40分) → トチノキ地蔵(10時10分) → 一ノ岳(10時50分) → 山頂・宴会(11時50分〜14時25分)
 → 登山口(15時40分)

 <所在地>
 福井県敦賀市  
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