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西穂高岳(2909M) 9月28日(木) 曇一時晴  みれさん
(ピラミッドピークまで)
この秋につかさんと西穂高へ行く予定をしていたが、つかさんの体調が悪いために半ば諦めかけていた。そんな時に「しゃあねぇな!行ってやるか!」と、みれさんが軽い腰?を上げてくれたのである。みれさんは、1ヶ月程前に西穂〜槍を縦走したばかり。。こういう鉄人みたいな人とだと心強い。まるで親に引率される可愛い?園児のようなものである。(^^ゞ 3時半に待ち合せ、新穂高温泉へ向けて走る。「寝坊したから眉がないねん!」「そんなの一本や二本、どうでもええやん!」\(`o'")  福井県内はずぅ〜と雨である。予報では回復して晴れ出すはず!岐阜県内に入るとどうやら降っていないようだ。「ほ〜ら見てみい!誰のおかげや!?」・・(はい、十分分かってます。(^_^;) 雨は降ってないが、かなり厚いガスが!
7時半に新穂高温泉に着く。どこの駐車場に停めようかと少し悩んだが、やっぱり無料という言葉には弱い。(^^ゞ ロープウェイの始発が8時30分なのでゆっくり準備をしていると、大型観光バスが何台も走っていく。「ちょっとマズイんちゃう?」 急いで駅に向うと、すでに団体さんの長い行列である。(^_^;) これはとても始発どころの話ではない。やっぱり鍋平駐車場に停めて、直接第2ロープウェイから乗れば良かったかもしれない。まあ、どっちにしてもこの天気じゃ・・ テンションがかなり下がって諦め気分である。始発の時間より少し早く動き出した。「降りたら第2の駅まで走るで!」(^_^;) ロープウェイは真っ白の世界をぐんぐんと上っていく。みれさんがゴソゴソとズボンのウエスト辺りを触っている。「何してんの?」「紐を緩めておくとトイレに入って早いやん!」「ま、ま、まあね!(--;)」
西穂高口に着く。展望台にはガスを見に来た多くの人達。。トイレも無事に済ませ(笑)登山届けを書いて歩き出す。「この辺から槍が見えるんだけど・・」「ふ〜ん」と・・気のない返事。。f(^-^;  急坂にさしかかるが体が重い。1100Mから2100Mまで一気に上がったせいで、体が順応してないのだろうか?デリケートな体だから・・\(`o'")  下りてくるお年寄りに「もう少しだから頑張って!」なんて・・言われる始末。。(--;)
西穂山荘に着く。確かにガスだらけではあるが、上空がかなり明るくなってきている。もしかしたら?という期待が少しずつ湧き上がってくる。1杯7〜8千円?のラーメンなんか食べたくはない(苦笑) ガスに向って尾根を黙々と歩く。高度を上げるに従ってだんだんガスが切れてくる。「おぉぉー!見えてきた!見えてきたぞ〜!」「ほらな!やっぱり私の言う通りやろ!感謝せいよ!」(もう分かったって!(ーー;) ) 霞沢岳に上高地、八ヶ岳、乗鞍岳、笠ヶ岳、前方には独標にピラミッドピーク! 絶景がどんどん広がってくる。
乗鞍岳
八ヶ岳
明神岳
独標にピラミッドピーク
展望が広がってくるのはいいが、相変わらず足が重く、ピッチが全然上らない。それに比べてみれさんは、カモシカのようにスイスイと登っていく。岩を見て燃え出したようである(笑) 岩場を登り切って独標に着く。ここまでは全然危いとは感じない。前方にはピラミッドピークと西穂の勇姿が待っている。ここから道は険しくなる 
手前がピラミッドピーク 右奥に西穂高
「独標からの下りでビビったら、西穂へは行くな!」とはよく聞く言葉である。確かに上から見ると気持ちのいいものではないが、慎重に下りれば見た目程大した事はない。しかし、これも天気などの自然条件が大きく関わってくる。雨や雪、ガス、強風など・・悪条件になれば、一気に何倍もの難しさになるだろう。事故の話を聞くと、よく「何であんなとこで?」と思う事があるが、きっと当事者じゃないと分からないその時の何かがあるのだろう。人間の想像を遥かに超える自然を相手にしているのだから。。前を下りていくみれさんに「落石起したらゴメン!」と冗談で言うが、振り返る顔の表情に「テメェー!ここはそんな冗談を言えるとことちゃうぞ!」と言いたげなのがよく分かる。(^^ゞ 岩の間に咲いているイワツメグサに見向きもせずに(苦笑)慎重にピラミッドピークまで足を進める。目の前には西穂〜奥穂〜前穂と・・ギザギザ絶景が広がっている。「なあシバちゃん、あのギザギザを見ると歩きたくなるやろー!」と、みれさんがウットリした表情で呟く。「うーん?別に・・」「歩きたくなるんやって!(ーー;) 」f(^-^; 出遅れた事もあって、すでに時間は12時である。今から食事をして、西穂を往復してロープウェイの最終に間に合うかどうか?微妙な時間である。開業時間の長い夏期なら問題はないのだが。。急いで歩きたくない場所でもある。悩んだ結果、ここでゆっくり楽しんで戻る事にした。みれさんが「だいたい1度で西穂へ行くなんて横着なんや!私だって4度目ぐらいやったんやでー!」まあ、そう言われましても・・(^_^;) みれさんの健脚なら楽勝だろう。「なんならここで待ってるし、行って来たら!?」「イヤや!」・・女心と秋の空である(笑)
前穂高
笠ヶ岳
乗鞍岳と焼岳
西穂高
霞沢岳と上高地
独標
またガスがだんだん酷くなってきたようである。ゆっくりと戻る
山荘前でゆっくり休憩し、16時15分のロープウェイで下りる。新穂高に下りると、上空はやはりガスで覆われていた。平湯温泉でさっぱり汗を流し、帰路についた。

今日はみれさんには本当に御世話になった。ピラミッドピークまでしか行けなかったが、おかげで大満足の山行となった。天気にもどうにか恵まれた。「私のおかげや!」って言葉は10回以上は聞いた気がする(笑) また次回の楽しみにします。ありがとさんでした。
「ぎふ大和IC」って・・あったっけ?    知らん!(ーー;)
<休憩を含む行程時間>
新穂高温泉(8時35分) → 西穂高口(9時10分) → 西穂山荘(10時05分) → 独標(11時30分)
→ ピラミッドピーク(12時00分) → 西穂山荘(14時45分) → 西穂高口(15時50分) → 新穂高温泉(16時30頃?)