日本コバ（９３４.２Ｍ）　平成２０年１２月１０日（水）　曇のち晴　　チーさん
	今日は今年最後の定期。今年も忍耐強かった自分を褒めてあげたい＼(`o'")　快晴の予報なので、久しぶりに鈴鹿まで足を延ばす事にした。駅からのアクセスが悪いので、お互いまだ未踏の日本コバが手頃だ。あまりいい評判は聞かないが、一度は行っておかなければならないだろう。由来はいろいろあるようだが、それにしてもユニークな名だ。一度聞いたら忘れられない。それならいっその事、日本オバにでもすれば！と思ったが、それじゃ怖くてとても登れない＼(`o'") 　カバでも面白い。「あんな、何を下らん事を言うとんやって！」　・・・はい、大変失礼しました。。f(^-^;
	朝一の電車で７時過ぎに安土に来たチーさんを乗せてもちょうど渋滞の時間に引っ掛かるので、どうしても小一時間かかってしまう。永源寺ダム湖から日本コバが良く見える。って、これは帰りの時の写真だった。(^^ゞ　行きは曇り空で、今日の予報を見間違えたのかと思ったほど。どうもこの道は、私とはあまり相性が良くない。「やっぱりアンタのせいやな！」(^_^;） 政所郵便局の手前を左に入ると、すぐ左にコンクリートの階段の登山口があった。車は少し先の広くなった道脇に停める。
	階段を上って緩やかな道を進むと、すぐ右に春日神社がある。「日頃の行いが悪いんやから、ちゃんと参っておき！」　・・ワシは見とるし。。＼(`o'") 道は緩やかに藤川谷へと入って行く。渡渉も少しあるが、全体的には急登もなく歩きやすい。渡渉の度にビビってる人がいるが、滑るのは口だけにしてもらいたい（笑）＼(`o'") やがて、この谷のシンボル的存在の大カツラの木が現れる。大木といっても最近この手の木をよく見ているので、そんなに大きいとは感じなかった。
	谷の上部は広がり、苔生した岩がごろごろした独特の雰囲気になってくる。岩の間をさらさらと水が流れている。水の量は多くもなく、少なくもなく・・　流れは速くもなく、遅くもなく・・　ちょうどいい感じで美しい。ちょっと休憩ですか？岩屋まであと２００Ｍぐらいだけど、まあいいでしょう。(^_^;）
	道は急坂になり、登り詰めて行くと大きな岩が現れ、垂れ下がったロープを掴みながら攀じ登る。
	上って左に少し行った所が開けていて展望がいい。この山一番のビューポイントか？ガスが少しかかっているが、竜ヶ岳や静ヶ岳、銚子岳などが見える。 後の大岩には穴がぽっかりと開いていて、「岩屋」と書かれている。中を覗くと、部屋のような空間が広がっている。「先が短い人はどうぞ〜！」＼(`o'") 　私はこういうとこは苦手だ。穴に入りたい気分は、日常生活だけで十分である。(^^ゞ
	他の奇岩でも遊びたかったらしいが、チーさんのような細身（骨身？）でも通れず不完全燃焼。私なんか最初から無駄な労力は使わない。(^^ゞ 少し緩やかな道を進むと、山頂と政所へとの分岐。帰りはここから政所へ下りる予定だ。
	分岐から少し下るような感じで、湿原のようなとこへ入って行く。正面には台地のような山頂らしきものが見えるが、まだそこそこ距離があるようだ。この表現が適切かどうか分からないが、私が思うに普通は谷は尾根へ突き上がるものだが、ここはその尾根が広い窪地のようになっているのだろう。所々に小さな川が流れている。すっかり葉を落とした林内は明るく心地良い。「まるで鈴鹿の上高地みたいや！」と、チーさんは言うが、私はそこまで言い切る自信はない。(^^ゞ　紅葉も良いと思うが、他の時期は少々鬱陶しいかもしれない。テープを頼りに進む。
	山頂へは緩やかな登りだった。広いが樹木が高く展望は良くない。霊山方面から御池の近くが辛うじて見える程度である。だいぶ青空が広がってきたが、まだスッキリとは見えない。木々の間から湖東の街並が見えるが、葉があったら完全にアウトだろう。風は冷たい。今日も貸切りなので、ゆっくりと昼食をとった。
	分岐へ戻り、政所方面へ下りる。道はいたって緩やかで歩きやすいが、常緑種の木がやけに多い。途中で衣掛山というのを通るが、何もないようでよく分からなかった。(^^ゞ
	途中からは檜や杉の植林地を通る。急坂は最後僅かだけで、政所の有名？な茶畑の裏に下りた。ここには標識は全くなかった。車道を２０分ぐらい歩いて車へ戻る。 以前から気になっていた日本コバにようやく行けて満足。展望は良くないが、道中の雰囲気はなかなか良いと感じた。感謝♪
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