鳴谷山(1596.6M) 6月7日(土) 曇一時晴  風花さん はうさん kayoさん みれさん
毎年この時期になると、少なからずとも話題になる石川県白山市白峰にある鳴谷山。咲き乱れる水芭蕉やリュウキンカの花々、白山大展望の山として人気がある。kayoさんが「ぜひ行きたい!」と言うので、かなりいい加減なのを覚悟してもらい案内する事になった。私は約3年ぶり。はうさん風花さんも来られるという話になり、繊細な私は緊張度が一気にマックスに達してしまった。「図太い神経の持ち主になりたい!」は、私の永遠の願望である。(^^ゞ

朝6時に敦賀インターに来られた風花車。林道が荒れているので私の古い車を出すつもりだったが、もうすぐ外車?に乗り換えるのかまわないとの事で乗せていただく事になった。風花さんとはうさんとも約1年ぶりの再会で、かなり緊張気味で挨拶を交わす。駐車場から高速に入ろうとした時、目の前を見覚えのある車が通過した。「あれ?見れ!みれさんや!」 同じく福井方面に向うみれ車を風花さんはすぐ追いかけ、横付けにしてクラクション!この一連の素早い行動は、さすがに熟練の域に達していらっしゃる。一瞬みれさんは、朝からオッサンが高速でナンパ!?と思って無視をしようとしたが、私の上品だが大きな顔に気付き電話で話をしたところ、行き先を決めてなくて一緒に行く事になった。本当にこんな偶然があるのか?悪いが、これが運命だと諦めてもらうしかない。kayoさんは、みれさんに一度会いたいと思っていたらしく・・大喜び♪

2台は福井北ICで下り、勝山を抜けて白峰に入る。曇り空でどうもすっきりしない天気だ。果たして白山は見えるだろうか?と気になる。「私がいると、たぶんあかんで!」と、余計気になる事をおっしゃるはうさん。私もガス男なので、残るはkayoさんのサンドイッチパワー、リサイクルショップパワーにかけるしかない
(笑) そんな事を考えているうちに、右折する箇所を通り過ぎてしまいUターンをしてもらう。迷案内人で申し訳ない。(^^ゞ 百合谷林道上部で鳴谷山への地道に入ると、道はやはり荒れている。別に好きでしたわけではないシャコタン仕様のような車を、風花さんは巧みなハンドル捌きで操る。・・が、やはり腹を擦ってしまった。「帰りは3人(特に2人!?(^^ゞ)みれさんの車やねぇ」と、冷たく・・ポツリ。。(^_^;
ようやく突き当たりの駐車場に着くと、もうすでに5〜6台の車が停まっている。スッパツを付ける事を提案していたのだが、まあ大丈夫だろうとの事でそのまま行く事にする。これが後から失敗だったと気付くのだが。。(^_^;) 登山道に入って暫く緩やかな道を歩く。新緑が終った青々とした緑に包まれ、鳥の囀りが澄んだ空気の中木霊する。年季の入った声ですぐ現実に引き戻らされるが、この辺りは何時来てもいい雰囲気だ。右手、木々の中から滝が見えてきても、迷案内人は「あれは滝!」としか言えない。(^^ゞ 何度か小さな丸木橋を渡る。小さな湿地の水芭蕉は、すでにお化けの葉だけになっている。シャクナゲの花もすでに終っていた。
樹林帯は無風で暑く、汗をかきながら鳴谷山登山道のシンボル的存在の鎧壁に着く。視界が開け、山頂付近が見える。ガスがかかっていない事に少し安心する。鎧壁の上が砂御前山になるのだが、「この壁は一枚岩?!」と聞かれて困ってしまう。普段、クライミングの練習をやっておられる女性陣が登り出してくれる事を少し期待したが、誰もこんなとこで命を落としたくはないだろう。まして、こんなオッサンの前なんかで、それこそ・・呪壁になるわな。(^_^;)
鎧壁を過ぎると、いよいよ水芭蕉やリュウキンカの咲く湿地帯に入るわけだが、水芭蕉は残念ながら花は落ちて巨大なお化け葉になっていた。お浸しにしてみようと、少々くすねたという話も後日あったらしい!?(笑) 黄色いリュウキンカはまだ咲いているが、私達と同じように盛りはすでに過ぎている(苦笑) 接写0cmのキャノンのカメラを手に花モードで来られたというはうさんだが。。ちなみに拙者(せっしゃ)もキャノンである。・・ま、どうでもいいわ。(^^ゞ ツクバネソウやチゴユリが咲いている。水芭蕉が目的なら、やはり遅くても5月中に来ないといけないだろう。
湿地帯を過ぎると、砂御前山との分枝に着く。稜線に上ると、風があって心地良い。休んでいた人から砂御前山までの時間を聞かれ、「20分ぐらいだけど展望がないから行っても仕方がない」と言ってしまう。「余分な事を言わなくてもいいのに!」という声もあったが、根が正直者だからどうしようもない。(^^ゞ 次々現れるサンカンスギの巨木に、皆さんは圧倒されたようだ。「サンカンスギってどんな漢字!?」と、またすぐ迷案内人を虐める。。(^_^;) 今頃遅いが、「三冠杉」と書く。「恥ずかしながら帰ってまいりました!」と、風花さんが旧日本兵の横井正一さんの真似をする。大変失礼なのだが、帽子の感じといい雰囲気といい・・よく似ているのでつい笑ってしまった。(^^ゞ
アップダウンと相変わらず泥濘の多い道を、美しいブナ林の中へと入って行く。道脇には岸壁の母草(正式名マイヅルソウ)の群落が続く。ミツバオウレン、ミツバノバイカオウレンなどの花もちらほらと咲いている。そんな中で、目当ての花の一つであるツバメオモトを見付ける。あまり花の事ばかり言っているので、興味のない風花さんも釣られて撮るしかない(苦笑) オオカメノキや、ややこしい「はうチワカエデ」なども咲いている(笑) 後を歩くみれさんは、何時ものようにアクビをしながら歩いているよう。(笑)
最後の泥濘の急坂を登る。ショウジョウバカマやイワカガミ、トクワカソウなどがまだ咲いている。視界が開け、後方には砂御前山や大嵐山が見えてくる。道は緩やかになり、これからがこの山の最大のクライマックス!前方を左に緩やかに巻くと、目の前に大きな白山が!?みれさんの提案で、皆さんを待って先に行ってもらう事にした。小心者の私にとってはドキドキする瞬間である。kayoさんが、「見えたでー!」と!急いで駆け寄ると、上部僅かにガスがかかっているもののほとんど見えている。またしても、kayoさんのパワーか?風花さんの久しぶりの念波のおかげか?あーあ、本当に良かった。これで一安心である。「うわぁ〜 でっかいねぇ!」と、皆さん感激の様子。
目の前に白山
大長山や赤兔山など
11時に山頂、すでに数人が休んでいる。kayoさんが6時までに帰らないといけないので、休憩は12時までとする。kayoさんのザックから何と!丸ごと一個のスイカが出てくる。私と風花さんは、偶然にも同じ6月3日が誕生日。スイカで祝ってくれると言う。私達のために用意したとウソでも言えばいいのに、貰い物だと正直におっしゃる(苦笑) スイカを使ってのいろいろなポーズ!スイカ一つでこれだけ遊べるんだから、私達の精神年齢だけはまだかなり低いのだろうか!?(苦笑) 周りの目なんか全然気にならないのも怖い!?(苦笑) それと、以前所持金が25円しかなくて買えなかったという鯛饅頭も頂く(笑) ビールをかけて焼きそばを作るのには驚いたようだが、味は気に入ってもらえたようである。白山を眺めながらの雑談に、1時間などあっという間に過ぎてしまう。別山は見えてきたのだが、白山の山頂は最後まで姿を見せなかった。恥しがり屋さんか!?
白山との別れを惜しみながら下山。泥濘の道にはかなり気を使う。もし滑って転んだら?・・車には当然乗せてもらえないだろう。オナラを溜め、転んだ瞬間に発射して浮き上がるという荒業も頭の中にはある。(^^ゞ 歩くルートも考えないといけないので、だんだん脳ミソまで疲れてくる。鎧壁まで無事に過ぎ、少しホッとする。サンカヨウが見れなかったのが残念。予定通り2時に駐車場に戻った。

帰る準備をしていると、皆さん虫に刺されて困ったよう。私は虫さえにも好かれないのか?
(^_^;) 林道から下りるまで、みれさんの車に3人乗せてもらう。ハイスピードで荒れた道を走ってくれるため、またもや脳ミソがフラフラになってしまった。(^_^;) 風花さんの車は・・水を得た魚のように走っている(苦笑) このまま独りで帰ってしまわないかという不安が頭を過ぎったが、林道から出た所で停まってくれた。みれさんは、お風呂に入って帰ると言うのでここでお別れする。はうさんの運転で敦賀まで戻る。

皆さんにはすっかりお世話になり、また楽しい山行になり感謝♪ 白山が見られて本当に良かったと思う。また御一緒できる機会があれば、ぜひよろしくです。
写真は一部お借りしました。
チゴユリ タケシマラン ツバメオモト
ミズバショウ リュウキンカ ツクバネソウ
ミツバオウレン ミツバノバイカオウレン トクワカソウ
イワカガミ ショウジョウバカマ マイヅルソウ
 <休憩を含む行程時間>
 登山口(8時20分) → 鎧壁(9時07分) → 砂御前山分枝(9時30分) → 山頂(10時57分〜12時03分)
 → 砂御前山分枝(13時03分) → 鎧壁(13時28分) → 登山口(14時08分)

 <所在地>
 石川県白山市白峰  MAP  GPS軌跡






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