文殊山(365M) 1月30日(金) 曇 単独
最近降り続いた雪で嶺北はかなりの積雪。天気は回復するとの事で、興味深々で文殊山に行ってきました。低山ですし、知恵も授かりたいので大村コース(表参道)を選びました。(^^ゞ 人気の山ですのでてっきりトレースが付いているものだと?・・これがちょっと問題だったかな?(^^ゞ

「鯖江へ行くなら娘を駅まで乗せていけ!」との家の神の命令!(^_^;) 小雨の降る中6時35分に出発。車中で「どうせ武生を通るんだから学校まで送ったろか?」と言うと、「お父はウルサイしな!・・けど駅から学校まで歩くのもイヤやし・・?」と、しばらく思案。結局「歩かなくてもいい!」という魅力ある言葉に負けて学校まで送る事に。。娘と最近二人きりで話した事がないんでちと緊張しましたね(笑) 当たり障りのない事を話しながら武生に近づくと・・明るくなって青空が広がってきました。「これはラッキー!ポッキー!クッキー!」なんてジョークを飛ばしてみましたが?・・完全に無視!・・言わなきゃ良かったな。。f(^_^;

娘を降ろして鯖江に向います。晴れてはきたようなんですが・・霧がヒドイ。朝のラッシュに合い、8時15分に登山口の楞厳寺(りょうごんじ)に到着。積雪は20cm程度、駐車場には車がありません。住職さんが掃除をしてたので「山頂はどのぐらい雪がありますかね?」と聞いてみると、「登ってみないと分からないな?」と・・ごもっともな返答。(^_^;)

8時25分、お寺の横から登山道に入って行きます。トレースがあるもんだと思い込んでいたのですが?・・ない!ない!どこにもない!(汗) いきなり雪の重みで倒れている木!・・イヤな予感が走ります。「まあ、二上の分技ぐらいからはあるだろう!」なんて甘い考えで登って行きます。昨日の雨で雪質がかなり悪いんです。重いし硬さがバラバラで足首に負担がかかり、おまけに霧で視界が悪いんです。

落ち込み気分で黙々と登り、1時間もかかって二上の分技に到着。・・やっぱりここからもトレースがありません。(--;) 積雪は30cmぐらいで、時おりドサ!っという木から雪が落ちる音に焦ります。(笑) ちょっと休憩してまた黙々と登り出します。室堂の近くになると40cm近くになってきたので、とうとうかんじきのお世話に!でも・・そこそこ沈みますが。。(LLサイズにすれば良かったかな?・爆)

45分かかってやっと大文殊に到着。相変わらず展望が悪いです。すると、ゴム長を履いた年配の方が空身で登ってきました。名前は聞きませんでしたが、地元の方でトレーニングに時々登るらしいです。トレースを付けたお礼まで言われましたねぇ。・・別に好きで付けたわけじゃないんですが・・もう30分遅く登れば良かったかな?と・・(^^ゞ

その方はここで折り返し、私はさらに奥の院へ向いました。この二つの急坂のアップダウンも滑りやすくて堪えましたね。胎内潜りの岩を潜ってようやく奥の院に到着。相変わらず展望は・・ナシ!(--;) 雪の中にひっそり建つ小さなお堂が微笑んでくれているようです(笑) 時間が遅くなったので、少し休憩してすぐに下山しました。

今回は雪の為、低山ながらも思いがけない楽しみに巡り合う事ができました(大爆) 文殊山から下山する時はけっして振り返ってはいけないそうで、願い事を聞いてもらえなくなるそうですよ。・・・またしばらくこの頭で頑張ります。f(^_^;


<行程時間>
大村登山口 → (1時間45分)大文殊 → (30分)奥の院 → (1時間30分)登山口
<所在地(登山口)>
福井県福井市大村町
室堂
雪に埋まるベンチ
トレースのない登山道
胎内潜り
HOME
奥の院
大文殊(山頂)