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三床山(279.8M) 12月10日(日) 曇  単独
朝一番、仕事で鯖江市の某スポーツセンターへ行ったところ・・5時間弱の時間調整が必要になってしまった。マジメな人間なら一旦敦賀に帰るのだが、今日は私だったので会社も運が悪い(爆) 事務の後輩に即電話し・・うまく言い包める(逆らわせないと言った方が正解!?(^^ゞ) だってここから敦賀往復するだけで2時間少々かかるのである。油も高いので、無駄な経費と労力は慎んだ方がよい(笑) さて、地図を広げて目ぼしい山を探したところ、三床山(みとこやま)がすぐ近くなのが分かった。つかさんからよく聞いている山だが私はまだ未踏である。ガイドまで持って来るほど計画的ではなかったので、どういう山なのかあまり分からない。ただ、登り口が4箇所ぐらいあって1時間ぐらいで登れる山だというのは覚えていた。制服に空身なので手頃だ。ハイキングシューズを積み忘れたのは失敗だったが、ちょうど480円のズックがある。(^^ゞ
麓の集落まで行って登山口を聞く事にした。ちょうど庭先で大根を洗っているオバさんがいて、和田の登山口を丁寧に教えてくれた。移動して車を停めようとしたところ、ちょうどオジイさんが通ったので道の事を聞いてみると、ここからよりも石生谷からの方が展望が良くていいと言う。ただ・・何十年も登った事がないそうだが。。(^_^;) 人生の大先輩の言葉を素直に信じ、教えてくれた石生谷の登山口へ向う。とは言っても・・車で5分もかからない。石生谷トンネルのすぐ手前右に林道の入口がある。ここが登山口だそうで立派な道標もあった。前は林道を車で上れたそうだが、不法投棄が多いので普段は閉鎖してあるとの事。入口が広いので隅に車が停められる。
林道に入ると「山頂まで2750M」の看板がある。300Mに満たない山なのに、けっこうあるので少し驚き。広い林道を歩いているうちに雨粒が顔に当る。しまった!傘を持ってくるのを忘れてしまった。早朝まで雨が降っていたようだが今日は快復するはず!降らない事を信じて歩く。緩やかな上り、500M程歩くと登山道が始る。階段を数段上がればもう稜線だ。
すでに前方にピークが見える。あれが山頂だろうか? 東側の展望が開け、鯖江の街並がよく見える。
僅かな植林地を過ぎるとすぐに冬枯れした雑木林になる。降り積もった落葉が心地よい。揺るかなアップダウンがあるものの快適そのもの。しかし落葉が濡れているせいもあるかもしれないが、登山靴の感覚で歩いているとすぐに滑ってしまう。でもやっぱり・・480円の値段かな?(^^ゞ 道中には所々にしっかりした道標が付けてある。
右側に少し開けている場所があり、ベンチまでもがある。ここの雰囲気がとてもいい。ベンチに腰を掛け、静かにゆっくり語り合うには最適だ。くれぐれも良い話だけにしてほしいものである。
ピークへの僅かな上りになる。制服の裾を汚さないように慎重に登る。一瞬ここが山頂だと思ったが、実は次に見えるピークが山頂だった。堀切があるのを見て、昔ここに山城があった事を思い出す。堀切から上る箇所が最大の難関?だった。濡れた土がよく滑り、草木を掴みながら攀じ登る。これはあくまでも480円のズックだからであり、普通の登山靴なら何ら問題はないだろう。(^^ゞ
山頂は広くて城跡についての案内板が立っている。展望はよくないが、右の道を少し行った所に大きく開けている場所があった。北から東にかけての展望が抜群である。福井〜鯖江〜武生の街並が見渡せる。とは言っても標高が低いので、斜め上から覗き込むと言う方が適切な表現かもしれない。晴れた日には白山が見えるそうだが今日は残念ながら・・×
鯖江方面から福井方面
武生方面
水が一口欲しいとこだが今日は空身だった。(^_^;) 今日は福井の好日山荘が新装オープンセールをやっているので・・これから行かなければ!(^^ゞ 予報通り青空が広がってきた。くれぐれも注意していた堀切の場所だがやっぱり滑ってやってしまった。(--;) ズボンが汚れてしまった。車に戻って手拭いで不幸・・いや、拭こう。前方に獣の気配。2匹の猿が私を笑っている。(-_-X) ナメコ?も少し見つけたが袋を持っていないし、第一我家に持って帰っても仕方がない。(^_^;) まあ、でもこうして僅かでも山を歩けた事に満足だった。

好日山荘は大勢の人で賑っていた。9000円のmusshuの山シャツが2980円。色が少し気に入らないが、この値段なら迷う余地はないだろう。(^^ゞ 時間がないのでガスを5缶と、記念品のトートバックを貰って忘れかけていた仕事に向った。f(^-^;
<遊び?を含む行程時間>
石生谷登山口(9時26分) → 山頂(10時20分〜39分) → 石生登山口(11時30分)

<所在地>
福井県鯖江市  MAP