三上山(432M) 12月8日(木) 晴  チーさん
今回のチーさんとの定期山行は、天候の不順もあって低山ハイクでもしよう!という事になった。低山となれば、ぜひ前から一度は行っておきたかった湖南の秀峰、近江富士と呼ばれる三上山である。低山ながらその美しい山容は、どこからでも目立つ存在の山だ。それと近くにある鏡山(ガイドでは展望が良いと書いてあった)、そして時間があれば、近江八幡の八幡山も寄れればという欲深い計画だ。(^^ゞ

7時半の電車で来るチーさんと堅田駅で待ち合わせたが、あまりにも多い通学の女子高生に目がいってしまい、チーさんに気が付かずにドヤされてしまった。ま、男という動物は、こんなものであるからして大目に見ていただきたい。f(^-^;  それにしても素晴らしい天気だ。雪を纏った比良や鈴鹿の山々が美しい。こんな日に低山とは勿体ない気もしたが、雪山の準備をしてこなかったので仕方がない。 
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琵琶湖大橋を渡ってすぐ近くに見える三上山だが、朝の通勤ラッシュに遭遇してしまって1時間もかかってしまった。(^_^;) R8沿いの麓の御上神社の駐車場に車を停め、国宝の本殿に参拝に行く。チーさんには意外な一面を見せてしまったようだが、来春に受験を控えた子を持つ親の心情である。普段、ロクに面倒を見てあげられず、山に惚けてばかりいる父親のせめてもの気持ちである。(^^ゞ
渋滞中のR8を渡って三上集落に入ると、すぐに立派な「表登山道」「裏登山道」と書かれた標識がある。コースは、表登山道から登って裏登山道を降りてくる事にした。入口には立派な金網の戸があり、文を読んでいたら何故か少しヘンな気持ちになってしまう。(^^ゞ 入るとすぐに右手に魚釣岩。 昔はここまで海(湖?)があったという証である。
歩くにくい不規則な石段が続く道を登る。登り始めは寒かったがすぐに汗が滲んでくる。この山で食べない昼食を一式背負ってきた事に少し後悔する(出し入れするのが面倒だったから(^^ゞ) 軽身のチーさんの「少し持ってやろうか!?」という言葉も期待できない。(^_^;) 石段を登り終えた所が、妙見堂という日蓮宗の寺院があった場所である。
妙見堂の奥からは、シダも生えて山道らしくなってくる。相変わらず急登が続き、岩が多くなってくると突如としてして現れる「割岩」 この岩の間を通れるらしいが、それは幼児体型の方の専用路と言っても過言ではない。もちろん、チーさんはザックを担いだままでも楽勝だ!(笑) 私は巻き道へと・・(^_^;)
手摺りの付いた箇所もある岩の上を息を切らせながら登り続けると、やがて視界が開けて絶景が飛び込んでくる。岩の上からは南〜西方面の展望が素晴らしく一望だ。比良山系は木立がジャマして一部分しか見えないが、上部が雪化粧をしていてそれは美しい。しばし展望を楽しむ。
大比叡山など
比良の蓬莱山など
音羽山や京都のポンポン山や大文字山など
金勝アルプスなどの山々
すぐ上に鳥居があって御上神社の奥宮があり、その裏が少し開けていてベンチもある。三角点がないのが残念だ。少し荷物減らしに協力していただく(笑)
奥宮の横から裏登山道に入り、東峰?に少し行った所で鈴鹿の山を望める箇所があった。裏登山道は表に比べると、何もないがはるかに緩やかで歩きやすい道だ。5〜6人のパーティに出会う。今日会ったのは登りの時に1人と、この方々だけである。休日だともう少し多いのだろう。表の妙見堂へ続く道に出て、あっという間に天保義民碑のある駐車場に着く。それから御上神社の駐車場へ戻り、次の鏡山へと向う。
手前に鏡山 奥に鈴鹿の山並み
<休憩を含む行程時間>
御上神社(8時50分) → 三上山山頂(9時40分〜10時15分) → 三上神社(11時15分)

<所在地>
滋賀県野洲市  
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