雲谷山(786.6M) 12月1日(水) 曇一時雨  単独
今日は午後から福井に所用がある為、近場の雲谷山へ行く事にする。雲谷山へは去年の8月にも行っており、三方石観音の上の展望台から登ろうと思ったが治水工事の為展望台まで車が入れず、石観音から登って暑さの為に苦しんだ思いがある。今日は急だが距離の短い美浜町の岸名から登り、一応屏風ヶ滝から下りる予定にする。天気は曇空!予報では回復するらしい。・・あんまり当てにはならないが。。7時過ぎに娘を駅に送ってから美浜町へ向う。
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岸名コース(新庄コース)は登山口までが少々ややこしい。敦賀からR27で美浜町へ入り、美浜駅前の信号の手前の「役場口」の交差点を左折、そのまま数キロ走るとやがて巨大な嶺南変電所が見えてくる。その変電所の3〜4百メートル手前の右側に農園事業の記念碑があり、この碑の右側の道へ入る。碑の後には今から登る雲谷山が見える。舗装された道を少し行くと小屋に突き当たるので右折、次の二股をフェンス沿いに左折する。また少し行くと二股があるのでまた左折する。その道なりに行った突き当たりに初めて登山口の標識がある。車はその手前の小屋付近にどうにか1台ぐらいは止められる。入口には猪避けの電気柵があるので、外してまた戻しておく(フックで引っ掛けるだけになっている) 間違ってこの電線に触れると、服の上からでもけっこう・・・感じます(笑)  8時10分に出発する。
すぐに右側の杉林へ入る。道は巡視路にもなっているのでよく踏まれていて広いが、すぐに急登が始る。昨夜遅くまで降った雨で落葉が濡れていてよく滑る。紅葉のほとんどない雑木林の尾根をひたすら登って行くが、滑るので余計に疲れる。シカの糞や足跡が多くある。後を振り返ると、木々の間から御岳山(おたけやま)や野坂山が見えてくる。
約1時間で反射板に着く。ここからの展望はいい。大御影山や赤坂山、野坂山や西方ヶ岳を望む事ができる。ここから見る野坂山はあまり容が良くない。ここで腰を下ろして小休憩。だんだん雲が厚くなってくるようだ。
赤坂山方面
野坂山方面
反射板を過ぎてからは道は幾分緩やかになるが、とうとうポツポツと雨が降り出してきた。カッパを着込む程でもないが・・気分は暗くなる(笑) 屏風ヶ滝への分技と、反射板への分技を過ぎると最後の急登である。しかし僅かで稜線に出、右折して少し行くと山頂に着く。先程の反射板から約40分だった。山頂付近は以前より展望が良くなっている。東から北東方面が開かれているが、これは白山を意識しているのかもしれない。残念ながらここからは赤坂山方面は見えない。どうやら雨は上ったようだ。時間があまりないので写真だけ撮って下山する。
分技から右へ屏風ヶ滝へのコースに入り、キレイなコアジサイの黄葉の斜面を下ると少し広い沢に出る。道は少し分かり辛くなるが、テープに注意すれば問題はない。沢を横切るような感じで反対の尾根に取り付く。しばらく緩やかな道が続くが・・・問屋はそう簡単には卸さない!(笑) ここから尾根を一気に一直線に下る。かなりの急勾配!滑りやすい道を木や草に掴まりながら慎重に下る。ここはちと真剣になりました。(^^ゞ
尾根を外れて右側の斜面を下るにしたがって大きな水の音が聞こえてくる。やがて屏風ヶ滝の上部に出る。小さな滝が続いている。さらに下って近付くと素晴らしい黄葉が待ってくれていた。ちょうど陽が差し込んできていてグッドタイミングだった。滝の横には石畳の歩道が付けれており、さらに奥の滝まで見に行く事ができる。
新庄側からここまでは遊歩道になっている。木橋や鉄橋を渡りながら沢沿いの緩やかな道を歩く。1K程歩くとちょうど嶺南変電所の裏辺りに出る。そのまま変電所まで突き当たり、左回りりに半周すると最初の記念碑の前の道に出る。下の写真の遊歩道の入口からダラダラと車の置場へ戻ったら?・・30分もかかってしまった。。f(^-^;



今日は午前中の登山にしては十分楽しめた。やはり屏風ヶ滝へ下りて大正解だったと思う。紅葉に滝に・・少し雨に降られたが展望もそこそこだった。
<休憩を含む行程時間>
登山口(8時10分) → 反射板(9時10分) → 山頂(9時45分)
→分技(10時5分) → 屏風ヶ滝(10時50分) → 遊歩道口(11時25分)

<所在地>
福井県三方郡美浜町
  MAP
山頂から敦賀半島方面