衣掛山(181M) 11月19日(金) 曇 単独
今日は朝まで雨が降り続く生憎の天気! どんよりした空で山に行くには気分が乗らないが、こういう日の為に残しておいた山へ行く事にする(笑) 6月の中日新聞に、敦賀市の衣掛山(きぬかけやま)の登山道を整備をするとの記事が載っていた。完成は10月の終わりとも。。これを知ったからには、山ヤの端くれと言えど敦賀市在住なので行かなければならない。

衣掛山は超低山ではあるが、中郷小学校や敦賀工業高校の校歌にもその名が出てくるし、町名にもある。また古墳群なども発見されており、馴染みのある山名と私は言える。それともう1つ! この山には北陸線のループ線が走っている。下りの列車は滋賀から敦賀へはそのまま入ってくるが、上りの列車はこの山を一周して高度を上げて滋賀へ向う。下りと上りの所用時間の違いに気付かれた方はいるだろうか? 例えば、敦賀〜大阪間、敦賀〜名古屋間の上りと下りの所用時間を比べてみると、必ず上りの方が約1分前後長い。上りの方がループ線がある為距離が長く・・当然の事なのだ。

           ・・・偉そうに書いてしまいましたが、これは私が勝手に思っている事なので信じないでください(爆)
新聞には標高225Mと書いてあるが、2万5千分の地形図には181Mとなっている。225Mのピークはその先にある。ま、地形図が間違っているわけはないだろう。(遠回しに記事を非難しているのではないです。フフ) 
(上の写真のなだらかな稜線の真ん中辺りが山頂。後右端のピークが225M)

敦賀工業高校の門前の道を東へ向うと、すぐに堂の集落に入り小浜線の高架を潜る。潜ったすぐ正面に小屋があり、その横の道を少し行ったとこに新しい登山口の標識があった。車は小屋の近辺に止められるスペースが十分ある。新聞には2K1時間と書いてあったので・・それなりの格好! 近くで畑仕事をしている昔のお姉様方がヘンな目で見る。。しかし・・ここは地元! 愛想を振り撒いておくにこした事はない。 
HOME
知らない道を歩くのは少しワクワクする。右に竹林を見ながら進むと、すぐに尾根に取り付き急登! 新しいロープが張ってあり、道も切り開かれたようで広い。しかし、いきなりのこの急坂はちと辛い。すると・・いきなり轟音が鳴り響いてビックリ!思わず逃げの体勢に入ってしまった。。実は?・・列車が通過したのだった。この尾根の下がトンネルになっているのだろう。何事もなかったように振舞う。f(^-^;  黄葉は何の木だろうか? とにかく黄色一色であり、赤系統の紅葉は一本もない。これも珍しい。
20分程頑張るとあっさり稜線に出てしまった。山頂まで150Mの標識がある。周辺は故意に開かれたようで、旗護山〜三内山、市の郊外が望める。反対の岩篭山も望めるようになっているが、今日は雲に隠れて全く見えない。
なだらかな道を5分程歩くと山頂! ここは少し広くなっていて大人数でも良さそうだ。展望は北方面だけ開かれていて、西方ヶ岳や敦賀湾が望める。 
(右の写真の真ん中辺りの白い建物は?・・誰かさんの母校らしいです。。(^_-)☆)
山頂からはさらに踏跡が続いている。このまま下りるのも早過ぎるので、225Mのピークまで行ってみる事にする。ガスがかかってきて見通しが悪くなるが、地形図を見ながら慎重に歩く。途中に下る別の道があったが、これも堂の集落へ下りる道のようだ。

踏跡もあったりなかったりして・・分かり辛いとこも少しある。シダの多い茂る僅かな急坂を登ると225Mのピークだった。展望はほとんどナシ! 踏跡はまだ続いている。さらに奥の鉄塔まで行く巡視路だろうか?・・今回は謎にしておきましょう!
今回の山行で・・春から何か痞えていたのがスッキリした感じでした。整備に参加された方々には感謝したいです。ハイキング気分で市民の方にはぜひ登ってほしいと思います。

ただ・・展望台はまだありませんでしたが。。(^_^;)
<休憩を含む行程時間>
登山口(9時45分) → 150Mの標識(10時5分) → 山頂(10時10分)
→ 225Mのピーク(10時35分) → 登山口(11時15分)

<所在地>
福井県敦賀市 MAP
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