金草岳(1227M) 5月23日(日) 晴
今日は最初鳴谷山に行く予定でしたが、林道が通行止めのため金草岳に行く事になりました。
天気は上々!山菜を取りながら登り、山頂で天ぷらにして食べるとか?・・こういう経験は私は初めてなので、御兄様や御姉様方にお任せ状態です ・・へしこだけは忘れずに持ってきましたが。。(笑)
今日の山菜軍団は(笑)吉田さん、大葭原さん夫妻、林さん夫妻、斎藤さん夫妻、坂越さん、藤原さんと私とで10名のパーティです。これだけの人数で登るのも初めてなので、繊細な私は・・ちと緊張気味です。(^^ゞ
今の金草岳へはほとんどの人が冠峠から登りますが、今日は白倉谷から登る昔からのルートで、山頂までの標準タイムは3時間30分となっています。
7時30分にかずら橋の手前の駐車場で待ち合わせ、ヨシさんと林さんの車に分乗して荒れた林道を登山口まで移動です。
林道沿いにはシャクやムシカリの花が咲き乱れています。
準備をして8時5分に出発しました。
ルンルン気分のみなさんでしたが、50Mも歩かないうちに全員急に沈黙!・・こんなん渡れんわ。。(--;)
これは致し方がない!(板しかない・90点)とヨシさんが、ドラエモンのなんでもポケットのような車から板を取り出してきました(笑) いきなりの大活躍で大きくリード!それに比べて、至らない(板がない・60点)・・私達。。f(^_^;
ヨシさんの的確なサポートで無事通過!・・登らずにここで宴会をせずにすみました(笑)
ヨシさんのサポートは板についてますねぇ。。(20点)
いきなりの急登に汗が噴出します。天気はいいんですが・・風がない。
この道は、ブナの木山の会さんが定期的に整備されているので迷う事はありませんが、滑りやすいうえに倒木や根の張り出しなどでかなりスリリングな道です。
斉藤さんの奥さんが大きな声で・・この木は木(気)を付けてやぁー! など言ってくれるのでありがたいです
立派なブナの木が目を楽しませてくれます。
マイペースの坂越さん。
ヨシさんは一番後ろから山菜を取りながら・・・
山菜軍団は、取る人1名!食べる人・・9名!f(^_^;
やがて低木になり、ヤセ尾根を歩きます。緊張しますが気分のいい道です。
左は冠山方面を見る事ができます。
10時30分に桧尾峠に到着しました。
ここは冠峠からの道との合流地点で、見ると何人かの人が冠峠から登ってきています。
ここまででもけっこう疲れましたねぇ。
休んでいると虫が・・無視をしても寄ってきます。
・・虫にしか好かれんのかなぁ?(半泣)
稜線を金草岳に向けて出発です。
正面のピークが白倉山で、金草岳はその奥になります。まだまだ急登があります。
ネガマリタケが多く、おーだんなさんは夢中で取りまくります。マムシがいたというのに・・全然気にする様子もありません。ネガマリタケはマムシにでも勝つ!?(笑)
何でも自給自足の生活とか? ・・これで1週間は大丈夫とか?(爆)
白倉山を越えて山頂への最後の急坂を登ります。
もう・・・無我夢中でっす!
12時にようやく山頂に到着しました。 PAN!( ^-^)∠※.。・:*:・゚`☆、。・:*:・゚`★
さっそく山菜パーティの始まりです。
手際よく山菜を揚げていきます。・・一応主婦をしてるらしい。。(笑)
しかし揚げたての天ぷら!・・めっちゃうまい!!!
山頂でこんなに美味しい物を食べたのは初めてです。感動でした。。
おーちゃんのうどんといい、シシャモといい・・最高でした。
この人達は一体何をやるんだろう!?と・・他の登山者も興味津々でした(笑)
山の幸あり・・海の幸あり! 大満足♪
天ぷらのネタは・・カタクリ、スミレ、コシアブラ、アザミ、イワタバコなど。。イワカガミの柔らかい葉もいけるそうです。
何もかも驚きの連続でした。。
クマもヘビも逃げ出すと言う・・山菜軍団!です(笑)
お腹が一杯になったところで・・1時20分に下山開始です。
疲れも回復し、油物を食べたせいか・・口がよく回ります(笑)
3時50分に無事に下山終了しました。
今日はみなさんのおかげで、食べ物までも自然を満喫した日になりました。
山頂レストラン?での味は忘れる事がないと思います。
貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
機会がありましたら・・またお願いしたいと思います。f(^_^;
吉田さん 大葭原さん夫妻、林さん夫妻
斉藤さん夫妻 藤原さん 坂越さん
ウスギョウラク
ギンリョウソウ
ヤマボウシ
ミツバツチグリ
イワニガナ
イワカガミ
オオバキスミレ
シライトソウ