鏡 山(385M) 12月8日(木) 晴  チーさん
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どうして鏡山を選んだかというと、三上山に近くてアクセスが良く、展望がいいとガイドに書いてあったからである。別名「竜王山」とも言うらしい。古来多くの和歌に詠まれた名山とも!また近くには、源義経が前髪を落として元服した時に使われた池などもある。鏡山の名の由来は、垂仁天皇の時代に新羅の皇子の天日槍(あめのぼこ)がこの地を去る時に、宝物の鏡をこの山に埋めた事から付いたそうだ。
御神神社からR8を北上する。チーさんが地図を見ながらナビ役を務めてくれるが、年期が入ったナビ?なので今のように可愛い声は出してくれない(笑) ガイドには竜王スケート場口のバス停が目印になっているが、今はもう無く・・鏡山登山口のバス停になっていた。やっぱり古いのはあきませんなぁ。。(笑) 道標の通り車を進め、Y路の右側の道の鎖が張ってある前に車を停める(使われてないようだったので) 左側のポールが立っている道が登山道のようだ(大谷池コース)
左に工場を見ながら広くて緩やかな道を歩く。しばらく行くと右に大谷池が見えてくるが、神秘的な雰囲気が無くて面白くない。(溜池なので仕方がないか) ここから鏡山の山頂が見える。
「あえんぼ広場へ」の道標からようやく登山道らしくなってきたと思ったら・・階段の始まりだった。(^_^;) ここはハイキングコースなので仕方が無いのかもしれない。「あえんぼ」とはコバノミツバツツジの事らしい。休憩所があるが、広場というにはちょっと疑問である(笑)
さらに続く階段にウンザリしてくる。(^_^;) せめて景色でも少し見えるといいのだが。。「こんめ岩」と書かれた岩があるが・・意味が分からない。(^_^;)
少しは登山道らしい雰囲気のサービスもあった。大雑把なガイドには載っていない「みたらしの池」と書かれた道標があったので行ってみる。辺り一面落葉の絨毯のようである。これが・・池???と言いたくなりそうだったが、きっと何かの理由があるのだろう。
貴船神社と書かれた鳥居がひっそりとあるが、帰りに寄る事にして山頂へ向う。立派な展望台に雪が付いている。期待した展望台からの景色だったが、鈴鹿の一部しか見えなくて残念。木が伸びてしまったようである。山名の書かれた板に雪が付いていて見えないのは・・こういう意味か!?(笑) 展望台から少し上に「竜王山頂上」と書かれた標識があったが、ここからの展望も全くナシ。三角点は少し離れた場所にあるようなので行ってみる。
鈴鹿の御池辺り?
緩やかな稜線を北に200Mぐらい行った所に三角点があった。南方面だけ少し開けていて、先程登った三上山などが見える。
鳥居まで戻って社を見に行く。重なった巨大な岩の下に、鍵が掛けられた小さな祠が鎮座していて重圧感を感じる。高雨龍神(たかおかみのかみ)という雨の神様が祀られているそうだ。 説明
神社の建屋の軒下をお借りしての昼食。やっぱりこの時期は鍋物に限りますな。チーさんが用意してくれたごちゃ混ぜ御飯に・・尼崎のカントリーの味を十分楽しませていただいた(笑)
のんびりしていたので下りたのが2時になってしまった。もう一つ行こうかと思っていたが、無理をしないでまた次回の楽しみに残しておく事にする。チーさんを近くの野洲駅に駅に送って帰路についた。

私の所からこの湖南の山ぐらいまでが、日帰りにちょうどいい距離である。この辺りにはまだ多くの知らない低山があり、また歴史のある山も多い。そうした山を歩いて行くのも・・それはそれで面白いものだと思うので、時間はかかるかもしれないが順番に歩いて行きたいと思う。天気がこちらより安定しているのも大きな魅力だ。(^^ゞ
<休憩を含む行程時間>
鏡山登山口(11時40分) → 鏡山山頂(12時20分) → 貴船神社(12時50分〜13時40分)
→ 鏡山登山口(14時00分)

<所在地>
滋賀県蒲生郡竜王町  MAP