蛇谷ヶ峰(901.7M) 平成26年9月10日(水) 曇時々晴 水曜会メンバー
今日は6月に天候悪化で中止になった比良の蛇谷ヶ峰の再企画。参加者は乱丸さん夫妻、ドルフィーさん、福ちゃん、あさひさん、そして私の計6名。穏やかな天気に恵まれた。蛇谷ヶ峰は手頃でアクセスも良い人気のある山だが、カツラの谷のコースが昨年の大雨で土砂崩れのため通行止。関係者の話では廃道にしてしまうらしい。このコースが一番いいだけに非常に残念だ。他のコースのピストンでは面白味に欠けるので、いきものふれあいセンターからと桑野橋からのコースを歩く事にした。

朽木の道の駅に8時30分に集合。福ちゃんとは春に竜ヶ岳で偶然会ったが、御一緒するのは今年初めてだ。いきものふれあいセンターからのコースは階段が多く、桑野橋からのコースは林道歩きが長い。どちらも好むわけがないが、あえて上りはどちらを使うか皆さんに聞いたところ、あさひさんが「階段がいい!」と一発返答。これで私が恨まれなくて済みそうだ。(^^ゞ 桑野橋付近に車をデポしようと思ったが、工事中で停められそうにないので少し先の大野集落の公民館に停める事にした。

いきものふれあいセンターは、今年3月末で閉館になってしまった。駐車場に車を停め、準備をして出発。暫く林道を歩くが、この付近一帯は森林公園になっている。センターが閉館になった事で、何れ荒れ果ててしまうのだろうか? 



朝晩がめっきり涼しくなり、いよいよこれから秋本番。歩いていても清々しい。

林道から登山道へと入るが、これから階段との果てしなき戦いが始まるのだ
(笑)



テンションは下降気味だが、見事な階段を上って行く。怪談なら涼しいのだが、この階段はすぐに汗が流れてくる。

すっかりお疲れモードのドルフィーさん。そんなとこにいても、熊のエサにもならないと言われる
(笑



階段は一旦途切れても、またすぐに始まるというしつこさ。これが天国に続く階段なら苦にならないと思うが。。

花はヤマジノホトトギスが咲いている程度。ま、今日は別の花が多いので十分だ。と、一応書いておく。
(^^ゞ



正直に言うと、私もこれだけ階段が多かったとは記憶に残っていなかった。後から恨まれるんじゃないかという不安が頭を過るが、これも修行だと諦めてもらうしかない(笑



スキー場への分岐、カツラの谷への分岐を過ぎればあと僅か。ようやく展望が開けてくる。

霞んではいるが、琵琶湖や鈴鹿の山並が見える。



山頂に到着。360度とまではいかないが、ここからの眺めは素晴らしく一級品だ。正面、琵琶湖の東側は馴染みのある山ばかり。少し霞んではいるが、まあこれだけの展望があれば上等だろう。

早速恒例のポーズをやっていただくが、だんだん盆踊りのように見えてくるのは・・気のせいだろうか?
(笑)



南には比良のツルベ岳や、武奈ヶ岳など。

西は百里ヶ岳など福井県境の山々。写真はないが、赤坂山周辺の山もよく見える。登山道は面白味がなくなってしまったが、これだけの展望があれば登る価値はあるだろう。それが証拠に、平日なのに数人の人が登って来る。



かなりの人数でも大丈夫な広々とした山頂で豪華な昼食。ご馳走様でした。この会での昼食はいつも悩むのだが、魚系ならダブらない事に今頃気が付いた(笑) それに特に○さん、○さんには骨粗鬆症にならないようにという私なりの愛でもある。ま、どうでもいいけど。。(笑)



まったりとした昼食が済み、すぐ南に見える反射板を通って大野へ下る。反射板へは一旦下って上り返すのだが、この上り返しが昼食後には堪える。途中には大きく開けた場所があり、ここからの眺めも素晴らしい。



こちらは普通の山道。反射板から少し下った所に「天狗の森」と書かれた場所がある。ただし意味は不明。おそらく何か名を付けようと考えたと思うが、「普通の森」が一番合うように思う(笑)



このコースは上りに使う場合は問題はないと思うが、下りに使う場合は少し注意が必要かと思う。道がはっきりしていない箇所があり、テープも薄く見落とす可能性もある。

猪ノ番場で小休憩。皆さんに内緒にしていた事が一つだけあり、数年前からカツラの谷でヒルが見られるようになったらしい。今日のコースは大丈夫に違いないが、知ればおそらく山どころじゃない人も現れる予感がしたので、言いたくても言えなかったのだ。これも私なりの愛である
(笑)



林道に出ると、ここから長い林道歩きの始まり。標高差は約300Mぐらいある。ちなみにこの林道は車で入れない。

少し下ると「きのこ研究所」と書かれた建物があり、登山ボックスや絵図もある。



長い林道歩きも、話をしながらだと意外に早く感じる。こういう時は話好きの人はありがたい(笑) この後、皆さんはセンター隣のてんくう温泉に寄り、私はそのまま帰路に着いた。

こうして再企画は天気に恵まれ、皆さんのおかげで無事に終了。山は良くも悪くも、何か特徴があった方が忘れないものだ。長い階段、林道歩きも、いつまでも記憶のどこかに残る事を期待したい
(笑) お世話になりました。



山行時間 9時00分~15時15分  MAP GPS軌跡   乱丸さん夫妻 あさひさん ドルフィーさん 福ちゃん





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