岩籠山(765M) 9月23日(火) 曇時々晴  風花さん kayoさん ラブさん まっちゃん
最初はkayoさんとの山行で、先月のリベンジ?というような雰囲気になっていた。やがて風花さんと ラブさんが参加され、お初になる岐阜市の姫のまっちゃんも来られるという。何だか楽しく怖くなりそうだ。(^^ゞ ラブさんとは3年ぶり?と思って調べてみたら、やっぱり去年の春の青葉山のオフ会で一緒だった。意味深だが道理であまり変っていないはずだ。まっちゃんは、以前から掲示板などでお名前だけは知っていた。私と違って品のあるお笑いで、かなり手強そうである。。正直なところ、私はもう少し年配の方かと思っていた。(^^ゞ 内気なので、かなり緊張していて小さな胸が張り裂けそうだったらしい。ま、一部は少し当ってはいる気がするが、とてもそんなふうには思えなかった(笑) 目はけっして背けないが、kayoさんは短パン姿を披露。風花さんは6月の時より少し痩せられたような気がするが、気のせいだろうか?やつれたとは違います。(^^ゞ

風花さんの御希望で、お初の敦賀三山の一つの岩籠山(いわごもりやま)を案内させていただく事になった。他県からこうして敦賀の山へ来てくれるのは、私はいつも非常に嬉しく思っている。喜んでもらえるなら、自分の山を止めて例え毎週でも案内しても構わない、そう思っています。ラブさんとは3年前に山コースを歩いている。kayoさんも友と来てはいるが、インデアン平原には行かなかったらしい。これは山葵抜きの寿司のようなもの。
天気の事がかなり気になっていたのだが、晴女さんのおかげかまたもや好天の雰囲気。JR新疋田駅で待ち合わせるが、風花号は一旦通り過ぎてしまったらしい。後から国道からの入口が分かり難いと思っていたのだが、ここのトイレが綺麗なので変更せずにいた。(^^ゞ 車がせっかく二台あるので、市橋コースから新しくできた駄口コースへと周回する事にした。駄口コースは皆さん初めてである。「無」を付けると「無駄口」になる。冷めた笑いをありがとう。。f(^-^;

風花号は新車なので駄口コースの広い空地に置いてもらい、私の車で市橋登山口へ向う。林道は草が生い茂り、車のボディに軽くタッチしてくれる。駐車場に着くと、すでに数台の車が停まっていた。準備をして出発。

林道を暫く歩いて登山道へと入る。すぐに沢の渡渉を繰り返す。水量は少し多目で、濡れた岩が滑りそうで慎重に渉る。このメインのコースを上りに使ったのは、この沢の美しいのが分かり易いし、下りは少し危険だと思ったから。レディにもしケガでもさせたら大変である。
・・疑わしいと感じるかもしれないが、ホント!
美しい清流を眺めながら、全部で十数回の渡渉を繰り返す。青紫色のアキチョウジや、アキギリの花が彩ってくれている。最初は涼しい気がしていたのだが、蒸し暑くなり汗が流れる。風花さんは、常に一番後ろからレディを見守ってくれている。・・うん?レディです(笑)
美しいナメ滝のところで小休憩。途端に皆さんの口が軽くなり、笑休憩になる。kayoさんは私のすぐ後ろを歩いていたのだが、職場の話で笑わせてくれて思わず足を踏み外しそうになるし、ラブさんはどんな急登でも口は動くらしい。風花さんに言わせると、皮膚呼吸や鰓呼吸をしているとか?(笑) まっちゃんはまだ地を隠しているようだが、ま、それも時間の問題だろうと。。(微笑)
沢はだんだん狭くなり、右手に一本の大きなホウの木が現れる。すぐに皆さんは、ホウ〜〜! ここでこれを言ってもらう事が、案内人の秘かな喜びでもある。レベルが同じだという事で、ちょっと安心したりもする。(^^ゞ

涸れ沢になり、これから稜線までジグザグの急登が始まる。ラブさんからフルーツの差し入れで、一息入れる事にする。暑いのでありがたい。道がこういう道なので案外疲れるものである。
ジグザグの急登を終え、笹やブナの木などが生える稜線に出る。右へ行くと、夕暮山から山へ下りる事ができる。「山」って何だ?ってよく言われるが、これは単純に集落の名である。左へ行くと、岩籠山からインデアン平原、駄口へと下りる事ができる。

笹枯れの話になる。どこぞの山は、笹の葉の裏にアブラムシがびっしりと付き枯れてきているそうだ。そこを歩くと衣服にアブラムシが付くとか?
(^_^;) 想像するだけで寒気がしてくる話である。正直、この時気分が悪くなった。インデアン平原も笹の丈が短くなってきたが、アブラムシだけは絶対勘弁してほしい。
アップダウンのある稜線を暫く歩く。夏前にはヒメシャガが咲く場所だが、まっちゃんはヒメシャガに興味があると言う。姫が付くからというようなコケるような理由では無く見てみたいとの事で、また機会があれば夏前に来ていただきたい。

左の急斜面を上って岩籠山の山頂へ着く。ラブさんは以前は階段があったような?と言うが、痴呆とは言わないがそれは気のせいである
(笑) 山頂からは、近くの野坂山地などが見渡せる。伊吹方面は、残念ながら霞んでいる。目の前には、風花さんがぜひ見たかったというインデアン平原。
インデアン平原
我が庭の野坂岳
赤坂山方面
山頂から一旦少し下ってインデアン平原の笹原へと入って行く。ススキの穂が風に揺れ、少し離れて見ると絵になる。前方のインデアンの意味にもなっている奇岩には、すでにパーティが宴会をしているようだ。
奇岩の上り、展望を楽しむ。北は敦賀市街の向うに海が広がり、kayoさんやまっちゃんは感激の様子。海の無い県に住んでいる方にすると、海が見えるというのは格別のものがあるらしい。風花さんも、この雰囲気がすっかり気に入った御様子。必殺の念波ポーズも冴え渡り、老後はここで仙人になろうかとも?(笑)
敦賀市街と日本海
インデアン平原
伊吹山や金糞岳、琵琶湖も薄っすらと見える。昼食タイム。まっちゃんから「豚肉の蒸し焼き」という気になる名の料理を御馳走になるが、なかなか美味しく・・ぜひ私のレパートリーの一つに加えたい。ミツカン丸搾りゆずぽんず「かおりの蔵」が売ってたし。。kayoさんからも鍋を御馳走になり、弛んだお腹はいっぱい!(^^ゞ

風花さん、「何かガジガジするなぁ?」
・・スンマセン、砂が入っていたようで。。(^^ゞ
ああぁー シンボルの大事な岩が・・!!! ・・けっして人事のように言えないが。。f(^-^;

気温や風がベストで、大変心地良く去るのが惜しいくらいだ。カツ丼の話にも盛り上がり、時間的にも余裕があってまったりと長時間過す。ただし、寝たら起きない事があっても育ちはしないけど。。
(笑) 

こういう山ができて幸せ〜♪
・・ありがたいお言葉だが、シャバの生活は不幸なのかとつい心配をしてしまう。。f(^-^;
インデアン平原に泊まるわけにもいかないので、駄口へと下りる。まだ少し荒い道だが途中にあるブナ林は、このコースだけにあるもので紅葉の時期も素晴らしいだろう。ミヤマママコナが咲いている。

滑り易い急坂があり、まっちゃんの辺りから数回ドスンというような鈍い音が聞こえる
(微笑) 道はまたこっそり直しに行くので御安心を!(笑) 私の後を歩くラブさんが、足が幅広で合う登山靴が全然無くて困っている、男物もだめだと言う話を延々と。。私も歩きながら散々悩んだが、足を削れ!とまで冷たくは言えなかった。(^^ゞ
ゆっくりと駄口の登山口のある「ドライブインしのはら」に下りる。汗臭くて大変申し訳ないが、風花号に乗せていただいて市橋へ車を取りに向う。車内には、さだまさしの曲が流れていた。。


今日は無事に楽しい山行ができ、とても嬉しく大満足となった。新しい出会いもあり、痛かっただろうが喜んでもらえて良かったと思う。いい加減な案内で申し訳ない。また機会があれば、ぜひ若狭、福井の山へ来て下さい。皆さん、どうもありがとう。
アキギリ アキチョウジ ミヤマママコナ
 <休憩を含む行程時間>
 市橋駐車場(8時42分) → ナメ滝(9時18分) → 夕暮山分岐(10時33分) → 山頂(11時08分)
 → インデアン平原(11時31分〜13時10分) → 駄口登山口(14時35分)
 
 <所在地>
 福井県敦賀市市橋  MAP  GPS軌跡
  駄口コースの詳細は、こちらのレポも参考に!(ならないと思いますが(^^ゞ)






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