岩篭山(765M) 8月28日(日) 薄曇 makoto&sumireさん 和たん らぶさん
makoto&sumireさん和たんさん、らぶさんが岩篭山(いわごもり)へ来られるという事なので、案内役なんて滅相もないが同行する事となった。和たんさんは早くも敦賀三山達成!らぶさんは二山達成である。makotoさんや和たんには私の素性はバレているが、らぶさんとは面識はあったが初めての山行である。ちょっと似合わず緊張気味。(^^ゞ

車が3台あるので、せっかくなので市橋コース〜岩篭山〜夕暮山〜山コースと歩く事にする。山コースってヘン?な名であるが、この「山」というのは集落の名である。山の近くなので「山」という・・大変分かりやすい名だ。R161で来るmakotoさんには市橋コースの登山口で待ってもらい、和たん号と敦賀インターで待ち合わせ、私の車を山コースの登山口へ置きに行く。和たん号はよく止まる(笑) 道脇に咲いているツリガネニンジンの花などを見つけては止まって写真を撮る。後続車の人は怖いだろうなぁと思いながら、時間もあるしなかなか来る機会もないと思うので、気の済むまでやっていただけたらと思った。。(笑)
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市橋コースの登山口の駐車場でmakotoさん達と合流。今日は高曇で陽射が弱く涼しそうである。しばらく林道を歩いて沢沿いの登山道へと入って行く。私の今日の靴は修理に出しているため、安物のちゃっちい靴で滑らないかと不安である。初めて履くので靴ズレも心配で、踵にリバテープをしっかり貼り付けてある。(^^ゞ(最後まで問題はなかった)
豊富な水量の沢を何度も渡渉する。沢を渡る風が涼しくてくて心地よい。私は1ヶ月程前にもチーさんと来ているが、またその時の雰囲気と違っていて新たな感動を与えてくれる。山は不思議である(笑) 私とsumireさんが前を歩き、makotoさんと和たんさん、ラブさんが後方でいろいろな話に花を咲かせている。私もsumireさんに、makoto家のいろいろな話を聞いたが。。(笑) マイペースの和たんさんはかなり気に入った様子で、一眼レフのデジカメで写真をバシバシ撮っているようだ。
クリックで大
いろいろな実が生っているが名がよく分からない。でも、アケビだけははっきり分かった。(^^ゞ 花はヤマジノホトトギスが咲いている程度だったが、らぶさんが何と!イワタバコの花を見つけてくれる。一株しかなかったが、初めてこの山で見る花だった。
ヤマジノホトトギス
イワタバコ
makotoさんが真剣に撮りだしたのは・・カエルだった。(笑) 沢の上部から稜線まで九十九折の急登が続く。この山で一番キツイ所だ。
汗をかいて稜線に出る。ここは岩篭山と夕暮山との分枝になっている。少し休憩して左の岩篭山へと向う。下る道を見て和たんさんが・・「えぇぇー!下るの!?もったいない!」と。。(笑) 少々のアップダウンを繰り返しながら歩く。ツルリンドウやミヤマママココナの花などがお目見えする。
ツルリンドウ
ミヤマママココナ
木の背丈が低くなり、ササが増え出すと山頂は近い。左の踏み跡を少し登ると山頂だ(前はここの分枝に道標があったが今はない) 視界が一気に開けて素晴らしい展望が目に飛び込んでくる。南東には伊吹山や、昨日らぶさんが登ってきたと言う金糞岳や横山岳。南のすぐそこにインディアン平原。南西には赤坂山などの湖北の山々。北は木立があって見難いが、敦賀市街や野坂岳、春に和たんさんやらぶさんが登った西方ヶ岳が見える。山頂には蝶がチョウっと乱舞していて撮影に忙しい(笑)

右の写真は悪いけど大きくはならない。。(^^ゞ
山頂から一旦南に下り、少し登るとすぐにインディアン平原に入る。所々胸元まであるササを掻き分けて奥の奇岩へと向う(道はしっかりしている) この奇岩は人によっていろいろな姿に見えるようだ。インディアンのタテガミと言う人もいれば、和たんさんのHPの掲示板に書かれていたblueskyさんの・・「あの岩は、やっぱりどんなに上手(ジョーズ)な見方をしても≪ジョーズ≫としか見えませんけど〜?フふふ(^_-)」・・これなんか私的にはけっこうウケた(こんなん引っ張ってきていいんやろか?笑) 岩には多くの先客がいた。一番奥の岩に無理やり?陣取って昼食。久しぶりに私も新物のヘシコを持参。makotoさん達や、初めて食べたと思うらぶさんにも喜んでもらえたようだ。和たんさんはお持ち帰りまでする(爆) そよぐ涼しい風が気持ち良く、まったりとした時間を過す。 
↑ この写真類も大きくなりませんので。。(^^ゞ
クリックで大!インディアン平原から見る敦賀市街
ぞろぞろと歩く団体さんの後を分枝まで戻り、夕暮山へと向う。途中にある目立つ北陸電力の反射板で小休憩。makotoさんと和たんさんは、動かないオニヤンマを見つけて撮影会(笑) らぶさんは、左手を空に上げて・・念波を受ける(爆) いや、これは知り合いにメールを送っているのだった。効果があるのかどうか?という疑問はあったが・・どうやら送れたようだ。

こんな「笑休憩」だった。。
岩篭山や反射板を背に夕暮山へ向う。夕暮山は道沿いに堕ちた標識と、小さな三角点があるだけである。
夕暮山までは見に来る人がいるので道はしっかりしているが、その先からは歩く人も少なく所々下草が覆い被さっている。でも、しばらくは開けた尾根道である。ツリガネニンジンやホツツジが多く咲いている。

森林に入り、1箇所ロープ等があるがわりと緩やかな道をどんどん下る。この道は迷う事はないが、道標が一切ない(登山口の標識もなくテープがあるだけ) 下るにしたがって暑くなってくる。(^_^;)
ツリガネニンジン
沢の音が大きくなってくると終わりに近い。大きな堤を2つ越えて橋を渡ると林道に出る。あとは緩やかな道をゆっくりと駐車場へと歩く(この駐車場も登山用ではない)

私の車に乗ってもらい、市橋コースの駐車場へ戻る(15分程度) この黒河林道入口の「山」という集落ではマナの栽培が盛んである。道沿いに去年作られた高さ10Mぐらいの大きな案山子が建っている。けっこうインパクトがあったようで、皆さん写真を撮られた。

市橋コースの駐車場で皆さんとお別れ。和たんさんとらぶさんは、帰りにイワタバコを見に伊吹の「五色の滝」へ寄って帰ると言う。元気のある方達だ(笑)
今日はそれほど暑くもなく・・いい日に恵まれて良かったと思う。らぶさんは雪の野坂岳へ登りたいという事なので、ぜひ今度の冬には来てほしいものである。makotoさん、sumireさんには相変わらずいい加減な案内で申し訳なかった。これに懲りずにまたよろしくお願いしたいと思う。(^^ゞ

和たんさんは、短い期間でとうとう敦賀三山達成!らぶさんは二山達成!・・おめでとうございます。とてもいい山行だったと今でも思っています。
<休憩を含む行程時間>
市橋コース登山口(9時05分) → 夕暮山との分枝(11時00分) → 岩篭山(11時40分) 
→ インディアン平原(12時00分) → 反射板・夕暮山(13時30分) → 山コース登山口(15時05分)

<所在地>
福井県敦賀市  MAP