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猪子山(267.5M)〜繖山(432M) 2月7日(水) 快晴
乱丸さん のこさん 和たん ジオンさん チーさん らぶさん
どらさん オムニさん ハイジさん 長さん
約1ヶ月ぐらい前に、ジオンさんから水曜会で湖東の猪子山と繖山へ行こうと思うが・・どうか?というお誘いをいただいた。猪子山は山渓で干支の山として紹介されて気になっていたし、繖山も遠くない日に行こうと思っていた未踏の山である。2月の7日なら行けると言うと、あっさりと承諾してくれた。(^^ゞ 参加者は、地元の乱丸さん夫妻、岐阜の和たんジオンさん、らぶさん、ハイジさん、長さん、兵庫のチーさん、愛知のどらさん、オムニさんである。ハイジさん、長さん、どらさん、オムニさんとはお初になる。男2人に女性9人という・・ハーレムのような山行である。・・が、これが20年ぐらい前だったら確かにそう思ったはずである。(^^ゞ 乱丸さん夫妻には、事前に下調べまでしていただいて申し訳ない。当日は素晴らしい快晴に恵まれた。
安土駅でチーさんを乗せて、集合場所の安土城考古博物館へ向う。すでに乱丸さん夫妻が待っておられた。乱丸さんとは2年ぶりの再会である。約束の9時半を少し過ぎて、ルーフキャリアに荷物を載せた和たんの車が到着。ついつい「夜逃げでもするの?」なんて言ってしまった。定員7名ぎっしり乗られているので、荷物のやり場が無くて仕方のない事である。私の車をここに置いて、乱丸さんと和たんの車で猪子山の登山口へ向う。登山口近辺は以外と賑やかな様子で、どうにか空地に停める事ができた。
車道を上って北向岩屋十一面観音へと向う。土地の方達の信仰が厚い観音様で、、何人もの参拝に来られた人達とすれ違う。道中には古墳や、比良大神が乗られたという「岩船」と呼ばれる船の形をした奇岩があったりして飽きさせない。他愛ない話をしながら、なかなかいい雰囲気である。
長い階段を上がって観音堂に着く。西方面が大きく開けており、湖東平野や琵琶湖が一望である。残念ながら、暖かな陽気で霞が強く遠望は効かない。それでも、比良が見えるとか見えないとか?年寄りは遠視だからとかで盛り上がる(笑) 観音堂の横、裏には大岩があり、乱丸さんやチーさん達は上るが、私はこれ以上バチが当る訳にはいかないので上れなかった。
観音堂からものの僅かで、今回の最大目的の猪子山山頂に着く。雑木林に囲まれていて展望はない。一応女9対男2ですが、そう見えないとこが素晴らしいところ。。\(`o'")
繖山までの縦走が始る。大した事はないと思っていたが、これがなかなかの曲者だった。道は高速道路並みに広いし、アップダウンも仕方がないにしても、上り下りが全て階段なのである。階段も怪談も苦手で・・祭壇は大嫌いである。(^_^;)
能登川の町並 奥正面は比良山地
いくつかの小さなアップダウンの階段を意地になってこなし、雨宮龍神社に着く。前が少し開けており、ここも西方面が見渡せる。ま、北向岩屋観音前からと大して変わりまへん。
地獄越峠へ少し大きく下る。もちろん・・階段である。前方に山火事でシンプルになったという繖山見えてくる。よく見ると、やっぱり・・階段が延々に続いている。(^_^;) この道は本当に稜線に忠実に付けられている。階段を少しやめてジグザグに付けるとか?何かいい方法がなかったのかと・・ヨソ者ながらついつい考えてしまう。(^^ゞ
地獄越峠の名は観音寺城の落城にちなむらしい。ここからまた大きく上り返す。山火事の跡は痛々しいのだが、おかげでと言っては怒られるが展望はすこぶる良い。階段の辛さもこの展望に救われる。
振り返ると猪子山から歩いて来た道がクッキリ見える。西は琵琶湖、比良方面。東は鈴鹿方面になる。田がまるでパッチワークのようだと女性陣が申しておりました。
南鈴鹿の南東方面
西の琵琶湖や比良方面
階段遊びも疲れてきた頃、ようやく繖山に着く。膝の状態が悪いどらさんが少し遅れたようだ。12時も過ぎて皆さんお腹がかなり空いてきたようだ。昼食をどの場所で食べるかで口論?となる(笑)
少し先で最適な場所を見つける。おそらく佐々木城址の一部だろう。皆さんが早速料理を始め、美味しそうな匂いが辺り一面を覆う。うどん、鍋、肉、スパゲッティ、餅など・・種類と量に圧倒されてしまう。私は一応ヘシコは持ってきたが、こんな豪華な料理の前には恥かしくてなかなか出ようとしなかった。(^^ゞ フルーツに数々のお菓子・・誰から何を戴いたか覚え切れない。いやぁ、本当に凄かった。御馳走さんでした。
数がないとかで女性陣がジャンケンを始める。笑いを絶やさないながらも目は真剣である(笑) 楽しく食べ過ぎた宴会もお開き、観音正寺へと向かう。
観音正寺までは、僅かではあるが急な下りが続く。仏の道に仕えるチーさんにとっては、途中にある奥の院もかなり気になるところ。。(笑)
石寺からの表道に合流して、西国観音巡礼第三十二番札所の観音正寺に着く。本堂は平成五年に火事で焼け、同十六年に建て直されたもの。寺の南側が開けて展望が良く、霞んではいるが三上山などが見渡せる。本堂横の池の中のカエルの卵に注目か!?
桑実寺方面に向うと、観音正寺本丸跡と書かれた平地に着く。古い石垣などが残っている。その入口からマジックで書かれた標識通り、藪っぽい急な怪しい道を辿ってみる。和たんとチーさんがやたらと元気になる(笑) 心配を他所にあっさりと階段道に合流して、先程昼食をした場所に出る。かなり早い感じがした。
繖山山頂に戻り、西側の尾根を近江風土記の丘へ向って下る。もちろん・・ここもほとんど階段である。(^_^;) 振り返ると猪子山からの稜線がキレイに見える。私と乱丸さんと和たんは、車を取りに行かないといけないので皆さんより早く下りる。
天気に恵まれ、実に楽しい山行になった。計画された乱丸さん、ジオンさん、和たんをはじめ、御一緒していただいた皆さんには本当に御世話になり感謝である。
<休憩を含む行程時間>
車道登り口(10時12分) → 北向十一面観音(10時40分) → 猪子山山頂(10時48分) → 雨宮龍神社(11時41分)
→ 地獄越峠(11時54分) → 繖山山頂(12時36分) → 昼食(12時55分〜14時03分) → 観音正寺(14時25分)
→ 観音正寺跡(14時51分) → 繖山山頂(15時14分) → 安土城考古博物館(15時55分)

<所在地>
滋賀県東近江市  MAP