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伊吹野・五色の滝  2月24日(土) 曇一時晴  みれさん
伊吹野は以前から知っている名ではあったが、実際に行った事はなく場所がはっきり分かっていなかった。少し早いが、今年も花の便りが届けられる季節がやってきた。そんな時、ジオンさんがちょうど行かれ、セツブンソウやスハマソウが今見頃だと知る。私も行きたくなり、ダメ元でジオンさんに場所を伺うと、意外にも丁寧に教えてくれた。さすが心優しい味噌煎餅の街のお方である(意味はないが(^^ゞ) 午前中に所用を済まし、暇だと言うみれさんを誘って午後から出掛ける。「えぇ〜 山じゃないの?」と不服そうではあったが、翌日は八ヶ岳へ行くそうだから・・私から言わせてもらえば贅沢というものである。(^_^;)
教えていただいた通り某集落に入ると、カメラを持った数人の方が歩いて来る。空地に車を停め、歩いて来た方向に向って歩き出す。すぐに林道のような道になり、左側にテープが張ってあってその奥にセツブンソウが咲いている。満開でちょうど見頃である。さらに奥に歩いて行くと、数人の方が熱心に写真を撮っている。辺り一面にはセツブンソウが咲き乱れている。スハマソウは植林の中だという会話が聞こえる。写真を撮ろうと思うのだが、、多過ぎてどれを撮ろうかと贅沢に悩んでしまう。一旦一番奥まで見ながら行って引き返す。植林の中の方が写しやすそうだ。
花の多さに圧倒される。注意しながら歩かないと踏んでしまう。いや、注意していても踏んでしまう状態だ。みれさんも珍しく熱心に写真を撮る。・・自分にないものに憧れるとか?\(`o'")  しかし、こういう小さな花の写真を撮っている人の姿を見ていると可笑しくて仕方がない(自分のはもっと可笑しいけど(^_^;)) まあ、何と表現したらいいか言葉に悩んでしまうが。。(笑) スハマソウも数はセツブンソウに比べて遥かに少ないが、可憐に咲いている。
撮っていると本当にキリがない。見る個体見る個体にカメラを向けたくなる。陽が陰ってきて寒くなってくる。みれさんもとうとう飽きたのか車に戻ると言う。私も少し遅れて戻り、次はみれさんがまだ行った事のない五色の滝へと向う。
去年来た時は土砂崩れで上の入口まで車で行けなかったが、雑に取り除かれていてどうにか行ける。入口から10分も下れば滝に着いてしまう。冬枯れの中の滝はちと淋しい感じがする。
少し下まで行ってみる。夏はうっそうとしていた道も今はすっきりしている。みれさんはこの沢が気に入ったようで、夏にぜひ登ってみたいと言う。・・お好きにどうぞ〜♪(笑)
帰りに道の駅「伊吹野」に寄ったら、急に伊吹蕎麦というものが食べたくなってきた。(^^ゞ 私は温かい蕎麦でみれさんは冷たい蕎麦。これは若狭の蕎麦店の主に聞いた話だが、蕎麦は本来冷たいのが当り前。しかし関西のうどんの流れを汲むこの辺りでは、温かい蕎麦も用意しないと客が入らないと言う。地域によっていろいろ事情があるようだ。なかなかシコシコして美味しかった。割箸の袋に「日本そば発祥の地」なんて書いてあって驚き!
売店で蕎麦の実が売っていた。なかなか売っていないと言う。これをチャーハンなんかに混ぜると美味しいとみれさんが購入。饅頭も上品な甘さで美味しかった。・・食べてばっかり。。(^^ゞ
花盛りの時期に行く事ができて満足。見る、食う、遊ぶ・・三拍子揃った土曜の午後でした。f(^-^;