ホノケ山(737M) 10月22日(水) 曇  つかさん チーさん
元々明日滋賀の山を予定をしていたのだが、天気が悪そうなので急遽今日にし、私は夜勤明けなのでチーさんにはこちらに来てもらう事になった。表向きはヒマ人とよく言っているが、内心は遠方から本当にご苦労さんだと何時も思っている。朝になってふと、つかさんが休みなのに気が付く。すぐ連絡したところ、ちょうどホノケを考えていたらしくラッキーだった。コースはまだ歩いた事がない瓜生野からお願いする。チーさんにしたら初めての山なので、どこから登ろうが関係ないだろう(笑)

JR王子保駅前でつかさんと待ち合わせ、登山口まで先導してもらう。わざわざ車を駐車する場所まで確認しておいてくれたらしい。本当は登山口の先に駐車場があるのだが、草が生い茂っているとの事で林道の入口近くの空地に駐車する。
野花が咲く林道を少し歩くと、「塩の道登山口」と大きく書かれた看板がある。箱の中にはマップも常備されている。塩の道とは簡単に言えば海沿いから内陸へ塩などを運んだ道で、けっして塩でできている道ではない。ホノケ山頂の少し手前に菅谷(すげんたん)峠というのがあり、そこから海岸沿いの集落へと下りて行く道だ。越前などの海沿いの集落が漁業が盛んになったのは江戸時代中期からであり、それまでは塩作りが盛んだったと何かで読んだ事がある。

ホノケ山とは珍しいカタカナの名前だが、京の都や国府のあった府中(武生)に急を知らせるノロシ台があった事から付いたらしい。ホノケとは火の気、または煙の事。
登山道に入ると、すぐにU字に掘れた歴史を感じさせる古道に変る。落葉が溜まって足に優しいが、古道のわりには急である。県外からも多くの人が訪れているが、ガイド本の関係か奥野々から登る人がほとんどで、このコースを歩く人は地元以外ほとんどいないようだ。そのため、もっと荒れていると思っていたがそんな事はなかった。
日野見台と呼ばれる展望所に着く。字の通り、日野山が見える(見る)場所という意味だろう。私達なので、これだけ見えれば上出来だ(苦笑)
やがて道は緩やかになり、奥野々からのコースと合流するとより快適な道になる。花はほとんど無く、クルバマハグマやママコナが少し咲いている程度。ママコナでも、しっかり撮っておきたいという気持ちがよく分かる(微笑)
紅葉にはまだまだ早いが、平坦で快適な道が続く。左手の木々の間から、ホノケ山の山頂が見え隠れする。

「切り通し」と呼ばれるU字により深く掘られた道に差し掛かる。長い年月によって自然に掘れてしまった道だが、深いところでは6Mあるというのはいささか・・? こんな事が書いてあると、歩きながら深さが気になって仕方がない
(苦笑)
次は「森のダム」と書かれた美しいブナ林で、とてもいい雰囲気を醸し出している。紅葉が始まっているという事はないのだが。。
小ピークの佐々生光林坊墓跡に着く。ここから反射板のある足谷山へ行けるらしいので、次回はぜひ一度行ってみたいものである(大した距離ではない)

佐々生光林坊墓跡から少し下ると、最初の話の菅谷峠へ出る。立派な林道が走ってしまい、昔の面影が無くなってしまったようで残念である。以前はここから河内集落へ下りる菅谷峠コースというのがあったのだが、藪が深くすでに廃道になってしまっていた。つまり、塩の道はここまでという事になるのだろう。
さて、正面の階段のある尾根を上って山頂までもう一息である。ここからは、細いが綺麗に並んだ美しいブナ林が続く。
最後の急登は長くはないが、それなりに息が上る。木には山頂までの距離(100M間隔?)が書かれたプレートが付けられている。

緩やかになると山頂まであと僅か。ベンチが置かれていて眺めがいい。霞んでいて日野山付近の山々は確認できるが、その奥は・・怪しい
(笑)
山頂には立派な同定板があり、ベンチも据え付けられている。だんだん霞が強くなってきたようである。反対側から敦賀湾が僅かに見えるが、残念ながら写真にはならない。

ベンチに座って昼食と雑談会。私もチーさんもつかさんとは久しぶりなので、積る話が尽きない。今日は私達で貸切だった。
美しいブナ林の中を下りて行く。菅谷峠へ下りる階段からは、日野山がすっきり見えていた。

奥野々との分岐を過ぎた辺りでポツポツと雨が降ってきた。大降りにならずに車に戻る。R8までつかさんに誘導してもらいお別れする。案内してくれたつかさんと、遠くから来てくれたチーさんに感謝♪
クルバマハグマ ママコナ
 <休憩を含む行程時間>
 登山口(10時06分) → 日野見展望台(10時38分) → 奥野々コース分岐(10時56分) → 菅谷峠(11時43分)
 → 山頂(12時18分〜13時39分) → 菅谷峠(14時06分) → 登山口(14時58分)
 
 <所在地>
 福井県越前市瓜生野町  MAP






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