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日野山(794.5M) 9月22日(金) 曇  単独
今日は秋晴れの予報なので、奥越の山にでも行って白山を拝もうと思っていたが、急遽諸事情(カッコいいもではない)ができて早立ちができなくなってしまった。また野坂岳というのも・・野坂岳にとってはいい迷惑である。越前富士と呼ばれている日野山なら今からでも十分なので、向う事にした。実は日野山を選んだ理由にはもう1つあり、つかさんが去年1株見かけたアケボノソウが気になっていて、もしかしたら?( v^-゚) なんていう甘い思いもあったのである。9時半過ぎに家を出る。
秋の交通安全週間なのでゆっくりと走る。実は前日、シートベルトでパトカーに乗せていただいたばかりである。(^_^; 普段、もちろんシートベルトはしているが、車を走り出させながらするというヘンな癖がある。朝7時過ぎにコンビニから出て50Mの所で御用となったのである。これがもうあと100M先だったら良かったのに。。これで来年のゴールドの夢は無惨にも消えてしまった。。(T-T) ま、捕まる時はこんなものである。話は脱線してしまったが、今庄を過ぎると日野山が見えてくる。今日は晴の予報だが曇り空である。最近の予報はどうも当らない。道脇の花が咲いたソバ畑がキレイである。車を停めて日野山と絡めて撮ってみる。「ソバ」と言えばやっぱり・・フランク永井である。♪ソバにい〜てく〜れる〜 だけでいい〜・・・♪ そんな歌を口ずさみながら日野神社に着く。・・また脱線したか。。(^^ゞ 神社の境内の入口に「登山者の駐車を禁ず」という小さな看板が目に入る。「こんなのあったっけなぁ?」と思いながら停めさせていただく。ガラガラに空いている事だし、何か言われれば「目が悪いので気が付かなかった」で済ませればいいか。。よそ者の強みである。(^^ゞ コースは中平吹コース。
もう11時前である。神社で安全祈願をして出発。獣避けフェンスを開けて登山道へと入る。最初は全然そのつもりはなかったのだが、ちょっと古道を歩いてみたい気がして入ってみる。同じ道をピストンするより花の確率も上る事だし。。苔生した石やシダが茂る急坂を登る。距離は短いだろうが、梯子などあってけっこう辛い道である。古道の入口にはそれぞれ番号が掲示してある。「三の下(たぶん?)」の入口の所で倒れた枝が道を塞いでいる。これを見て行く気がなくなってしまった。軟弱者である。(^^ゞ すぐ近くの通常の道に入る。
ツリフネソウの群落が凄い。道脇を埋め尽くしている。アキギリの蕾の数も多く、アキチョウジの花もポツリポツリと咲いている。五合目の室堂前のベンチで小休憩。風は全然ないが、じっとしていると冷んやりして心地よい。
登山口から山頂までの標高差は約700M。野坂岳とほとんど変らないのだが、どうもここから上が私の波長に合わない。どうしてか疲れるんだわ。階段?展望?雰囲気?毎回思うが理由がよく分からない。今日はまだ花があるのでマシである。ツリフネソウから替わってアキチョウジ街道。道脇に延々?と続いている。「比丘尼ころばし」は油断できない。足をかける場所に注意しないとよく滑る。
誰もいない静かな山頂に着く。鳥居を潜るが、冬にこれが雪の下に全部埋まってしまい、さらにその上に1Mもの雪が積っていたなんて信じられない。展望は残念ながら雲が多く、ごく付近の山や街しか見えない。石碑の前に座ってオニギリを頬張る。じっとしていると涼しくて気持ち良い。虫もやっと少なくなったようだ。何も考えずにボォ〜と(いつもだけど(^^ゞ)過せる幸せな一時である。
北側の展望 天気がいいと白山が見える
西側の展望 西方ヶ岳なんかも見えるはずだけど・・(^_^;
通常の道を忠実に戻る。室堂を過ぎると「弁慶の三枚切り」「石の唐戸」「焼餅岩」と続くが、つかさんが去年、アケボノソウを一株見つけたというので念入りに探しながら下る。沢沿いのジメジメした、いかにもありそうな雰囲気だ。岩の周囲、道の両脇奥まで丁寧に探してみるが・・残念ながら見つからなかった。後から聞いた話では・・10月の終り頃だったとか。。(^^ゞ また咲いてほしいものである。
ツリフネソウ
アキギリ
シコクママコナ
ツルリンドウ
アキチョウジ
ヤマジノホトトギス
上は主に咲いていた花で、他にも多くの種が咲いていました。
前置き?が長いわりには簡単なレポですいません。f(^-^;
<休憩を含む行程時間>
日野神社(10時50分) → 室堂(11時40分) → 山頂(12時40分〜13時30分) → 弁慶の三枚切り(14時20分)
→ 日野神社(15時00分)

<所在地>
福井県越前市  MAP