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日野山(794.5M) 1月12日(木) 曇のち晴  単独
今日の天気はいいが明日はよくないという事なので、夜勤明けだが約1年ぶりに越前市の日野山へ向う。雪が心配で鬼ヶ岳にしようかと少し迷ったが、この前の連休にかなりの人が登っていたようなので大丈夫だろうと。。8時過ぎに家を出、半分フラフラ状態で越前市に入ると雪の多さにビックリ!屋根なんかにはまだかなりの雪が積っている。敦賀の倍以上はあるだろう。「敦賀の方が少し都会だな」なんておバカな事を考えながら登山口のある日野神社に着くと、雪で車が停められるスペースが僅かしかない。それでも無理に停めようとしていると、関係者?の人が来て集落センターの前に停めるようにと注意を受ける。(^_^;) 仕方なしに神社を後にすると、前方から3人の御婦人の方を乗せた車が来て、駐車場の事を聞かれたので今の話をする。ここではまだ気が付かなかったのだが、後でネットで知っている方達だというのが分かったのだった。・・・運命?の出会いか!?(笑) これは余談だが、実はその時、運転をされていた方が大津の○きょうさん(知ってる人は知ってる・笑)にそっくりでビックリしたのである。思わずナンバープレートを確認したほどであった。
センターの前にはかなりの車が停まっていた。全部が全部登山者の車ではないと思うが。。準備をして出発するのが御婦人の方達と一緒になる。ここで一人の方が駐車場の写真を撮り出す。ここで冴えない私の直感がピクリ!もしかして、HPをやってる方かな?と。。写真を撮る人は多いけど、普通は駐車場の写真なんかは撮らないものである(笑) そういえばどこかで拝見した方のようだ。県内の方のHPはだいたい知っているが、こうして平日に動ける方は限られる。もしかして?・・頭の中ははオカラからウニ状態になる。すぐ聞けば簡単なのだが、照れ臭くて聞けないのが敦賀の奇行師のカワユイ?とこである。(^^ゞ (右の日野山の写真は下山時) 
御婦人の方達と一緒に世間話をしながら集落を抜けて登山口へ向う。空はまだどんよりと雲っている。昼頃から晴れるというので・・信じよう。日野神社で参拝し、左側から登山口へと入って行く。ここの積雪は50cmぐらいか。新しく獣避けの柵ができている。こういう柵を開けて入る時は・・何故か妙な気分になる。(^^ゞ
トレースはしっかりしていて雪質も悪くない。しかし正月が終ったばかりで体が重く(^_^;)寝不足で体調が悪い。心拍数に気を付けながら歩く。そういう訳もあって、御婦人の方達と同行するという話はしなかった。楽しそうではあるが迷惑になるといけない。
「石の唐戸」 積雪がだんだんと増えてくる。「弁慶の三枚切り」の岩も雪の下である。
作業道と交わる所で一旦視界が開け、鬼ヶ岳などがよく見える。お姉様方は先週は鬼ヶ岳だったそうだ。鬼ヶ岳とこの日野山は、冬でも地元の方達によく登られている山だ。お姉様方に先に行ってもらう。
室堂に到着する。屋根の雪は1M50ぐらいはあるだろう。お姉様方は中で休憩中だった。賑やかな声と、食べる音が山中に木霊していた(笑) 私は入る勇気がなくて・・そのまま先へ進む。(^^ゞ
杉林を抜け、視界が広がったとこでお姉様方が追い付いてきた。私の写真の撮り方を見て、お姉様方も・・もしかして?と思ったそうである。ここからは急登の連続である。雪質はほどよい硬さでアイゼンもいらない。
お姉様方に先に行ってもらい、ゆっくり急坂を登っていると、少し上で上スキーを履かれた方が停まっておられた。その方を見た瞬間、すぐにどこかでお会いした事のある方だと気が付く。知的で端正なマスク!筋肉質の体!眼鏡の奥から覗く・・円らな瞳!(笑) 「もももしかして・・ごつさんですか?」「えっ!?」と、どこにでもあるような私の顔を直視するごつさん!「SIVAでございま〜す。お久しぶりです」「あーあ、SIVAさんですか。久しぶり〜 日焼けして随分逞しくなりましたね!今日は珍しい方ばかりに会いますよ」「いえいえ、逞しいのは皮下脂肪ばかりで。。(^^ゞ」 ごつさんとは2年半ぶりの再会である。白山の南竜〜別山で私がバテて、おいて行かれた事も今となっては懐かしい思い出である。(^^ゞ 平日にもよく登っておられるごつさんだが、なかなか会わないものである。ごつさんのプログはよく拝見させてもらっている。今日はフリートレックで登ってきたが、厳しくてヘロヘロ状態だと言われる。また嶺南の山でも同行させていただく事を約束してお別れする。雲っていた空も、山頂が近付くにつれて青空が広がってくる。 
山頂は凄い雪の量である。小屋も埋まっている感じだ。そういえば・・鳥居がない(笑) 下りて来られた方が「鳥居の一番上がここです」と教えてくれる。ビックリ!どのぐらいの積雪があるのか尋ねてみると、この辺で4M50ぐらいで多い場所で5Mぐらいあると言う。さすが嶺北!(?)嶺南の山とはケタが違う。こんな上を歩けるなんて・・何か嬉しい(笑)
山頂の祠の所まで行くと、先程のお姉様方が食事を始められていた。ごつさんにお会いした事と私がSIVAだという事を告げると、「知ってますよ。やっぱりHP関係の人だと思った」と言ったのは・・やっぱり貴婦人のYちゃんであった。初めてお会いするが、何故か不思議と最初からそんな気がしてたのである。レポなどで何度か写真を拝見していたからであろう。Yちゃんから潤ちゃんとMさんの紹介を受ける。潤ちゃんと言えば、kyuさんの掲示板やレポでも登場している方で・・ユニークな方だという印象を持っている。別名「エロ潤」とも呼ばれているらしい。(ちょっとコケそうになった・笑) Mさんはスキーの達人で大ベテラン。貫禄十分である。一緒に食事をさせていただく事にする。話をしているうちに、頭の中で絡まっていた糸が一本づつ解けていく。潤ちゃんが私がkyuさんより少し年下という事を聞いて「許せん!」とかなり悔しがる(笑) 「そんな事を言ってたら私はどうなるんや!」とはMさんのお言葉!(笑) 元気いっぱいのお姉様パワーに終始押され気味であった。それから御馳走もたくさん頂き、胸いっぱい腹いっぱい!(^^ゞ 何時か秘伝のヘシコでお返しする事を硬く心に誓ったのだった。
美味しい御馳走の数々!でも、焼き鯖寿司が出てくるとは思わなかった。。(^^ゞ
楽しく・・ユニークなお姉様方達♪
銀杏峰や部子山など
うーん・・ちょっと分かりません(^^ゞ
  白山は残念ながら最後まで見えなかったが、これだけ見られれば大満足である。
楽しい宴も終り、下山に取り掛かる。Yちゃんと潤ちゃんが仲睦まじいシーンを見せてくれる(笑) 雪が緩んで先頭を歩く潤ちゃんが嵌まりまくる(笑) 嵌まった自分の足が抜けなくて・・自分で掘り起こすという名演技も見せてくれた(爆)
1時間程で下山して駐車場へ戻る。Yちゃん達とまたどこかの山で会える事を願ってお別れする。


今日はごつさんやYちゃん達と思いがけない出合いがあり・・楽しくて大満足の山行になった。今年は正月からちょっと運がいいようである。
<休憩を含む行程時間>
センター前駐車場(9時55分) → 登山口(10時05分) → 石の唐戸(10時40分) → 室堂(11時00分)
→ 山頂(12時10分〜13時15分) → センター前駐車場(14時20分)

<所在地>
福井県越前市  MAP