旗護山(314.8M) 2月5日(木) 曇 単独
旗護山(はたごやま)・・・車で山頂近くまで行ける山なので、今まで全く眼中にありませんでした。。

ところが近々市民登山が行われるらしく、それも登り口が関峠からだと聞いて俄然興味が沸いてきました。はたして・・どこから登るんでしょうか?この辺りは原発からの送電線の鉄塔が何本も立っています。その補修道からなのでしょうか???

今日は風邪気味なので山へ行くつもりはなかったんですが、天気もそれほど悪くもなさそうなのでせめて登山口でも探そうと思い、家を出ました。普段着で空身です。

関峠まで車で5分、とりあえず峠の頂上にある資材置場に行く事にしました。〔美浜町〕と書かれた看板の所を右に入って資材置場の前の空地に車を停めます。目の前の旗護山へと続く稜線(尾根?)を見ると、200Mおきぐらいに南北に並ぶ3本の大型の鉄塔が見えます。一番手前の鉄塔はかなり近いです。

積雪は10cm程度、左の鎖の張ってある道の奥の様子を見に行きました。150Mぐらい行った所で山に入って行くような道を発見しましたが、とりあえず奥の資材置場まで様子を見に行く事にしました。

資材置場近辺の様子を見てみましたが、どうも道らしきものはないようです。一旦車に戻り、長靴に履き替え、ストックを持って先程の道を登ってみる事にしました。

入り口は怪しげな雰囲気だったんですが、少し行くとしっかりした道になっていきます。急坂を登って少し歩くと、目の前に最初の鉄塔が見えてきました。どうもこれが補修道のようです。(^_^)v 道は鉄塔の左側を通ってさらに次の鉄塔へと続いているようです。

積雪は30cm弱程度、だんだんと冒険心が出てきてもう少し行ってみる事にしました。昨夜降った雪でしょうか?柔らかく歩きやすい雪で、先週の文殊山の雪とは大違いです(笑) 緩やかな坂を登っていくと、やがて立木の間から左に若狭湾、右に敦賀の街並が見えてきました。

途中に何本かの補修道の岐路がありますが、見える景色を確認しながら尾根を外れない道を選んで登っていきます。ここは、間違えてどちら側に下りても大した事はないという安心感があります。やがて右下に旗護山の下にある沓見の集落が見えてきました。山頂は間もなくか?・・まだ行くのか?(笑)

二度急坂を登ると少し平な場所に出ました。ここが山頂と思い、辺りを見回してみても何もそれらしき物がありません。立木が多くて展望もよくありません。もう少し歩いてみると急に道が広くなり、一旦下った少し先に階段が見えてきます。あの上が山頂か???気持ちが逸ります。 後を振り返ると稜線越しに野坂山が見えます。

階段を登りきると、真新しい建物が目に飛び込んできました。愛宕神社と書かれています。辺りにはベンチなどもあり、よく整備されているようです。木が刈られていて展望はバツグンです。右側には敦賀の街並、左側には美浜町の山東の集落、若狭湾が見渡せます。愛宕神社の裏にある標識を見て・・・??? 旗護山は左に350Mと書いてあります。どうやら先程の平な所が旗護山の山頂だったようです。(^_^;)

「ちょっと水でも一杯!」といきたいところなんですが・・あるわけがないですね!(笑) 山頂までの道も分かり、スッキリした気分で引き返しました。・・・車に戻るとちょうど雪が降ってきました。。f(^_^;


<行程時間>
はっきり時間は分かりませんが、上り1時間少々、下り40分ぐらいだったと思います。
<所在地>
福井県敦賀市
登山口
続く補修道
怪しげな場所もあり・笑
旗護山山頂?
稜線越しに見える野坂山
愛宕神社
HOME
敦賀市街
若狭湾