赤兔山(1629M) 7月17日(日) 曇  単独
今日はつかさんやひろろとろろさんの赤兔山のニッコウキスゲが凄い!という情報で、急遽行く事にした。敦賀を出る時は雨が降っていて心配したが、福井からは降った様子がなく安心する。8時に小原林道の登山口に到着。混雑しているか思ったが10台ぐらいの車でこれまた安心する。(^^ゞ 

夏休みの間はゆっくりレポを作成できないので・・簡単に書かせてもらいます。。f(^-^;
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サンカヨウの実
ヤマブキショウマやオオバギボウシの咲き始めた道を歩く。幾度か沢を渡るが・・涼しくて気持ちがいい。キャッキャ!と騒いでる子供連れの明るいファミリーを追い越す。とても微笑ましい光景だ。
35分程で小原峠に到着、少し休憩して赤兔へ向う。つかさんから教えてもらったショウキランの場所を探すが・・見つからない。帰りにもう一度ショウキ(正気)になって探す事にする。ブナが多くなってくる木の根や岩のむき出しの急坂になる。ふと上の方からどこかで聞いた声が!? なんとテクテクさん御夫妻である。2度目なのに・・不思議とこの距離で私はすぐに分かった。細君さんがテクテクさんに「この人SIVAさんやったっけ?」なんて聞いている(笑) 早く帰りたいので夜中の2時に枚方を出て来られたそうだ。いつもながらテクテクさんの行動力には感心してしまう。少し立ち話をしてお別れする。今日はタイツをズボンで隠している。・・見られないで良かった。。(^_^;) 後方には大長山が見えてくる。
山頂には数名の人が休憩していた。残念ながら白山にはガスがかかっていて見えない。赤兔平の方に目をやると、右の斜面が黄色く染まっている。ニッコウキスゲの群落だ。
クリックで大
適当に入りやすい所から藪漕ぎする。今年は当り年らしく・・一面素晴らしいキスゲの群落だ。写真を撮るのにかなりの時間を費やすが・・なかなか思い通りに撮れないものだ。(^^ゞ でも、これだけ見られれば大満足だ。
道に戻って小屋へ向う。道脇にはササユリが多く咲いている。赤池や小屋の周りにもキスゲがかなり咲いている。オトギリソウ、キンコウカ、イワイチョウ、モウセンゴケなども・・
オトギリソウ
キンコウカ
イワイチョウ
小屋の横を通り過ぎ、奥の一番白山が見やすい所で休憩する。風があって心地よい。白山や別山、三ノ峰はガスで見えないが、二ノ峰や一ノ峰、銚子ヶ峰などや、願教寺山から野伏岳への稜線の山々はよく見える。
小屋まで戻ると、子供連れの団体さんが昼食を楽しんでいる。人が多いのは煩くうっとうしい気がする反面、ほのぼのとしたこういう光景を見るのは私は好きだ。名残惜しむようにニッコウキスゲの草原を後にする。山頂まで戻ると、最後のプレゼントのように白山が姿を現してくれた。
帰りにもう一度ショウキランを探しに行く。念入りに草を掻き分けながら探すが・・見つからない。ほとんど諦めていた頃、苔生した倒木を見つける。もしや?と覗き込むと・・恥かし気に隠れるように咲いている2株のショウキランが!!! ふぅ〜 やっと会えた。お前には苦労したぞい!(^^ゞ 思う存分写真を撮って下山する。

何人もの人と擦れ違い、もう少しで登山口という所で大団体に出会う。隅に避けて道を譲るがどんどん登ってくる。5〜60人はいただろうか? まだここで良かったが、あの急坂で会ったら?と思うと・・ゾォ〜とした。(^_^;) 改めて人気の高い山だという事を実感する。


数年に一度のニッコウキスゲの大群落、初めて見るショウキランに出会えて大満足で帰路に着いた。
<休憩を含む行程時間>
登山口(8時05分) → 小原峠(8時40分) → 山頂(9時50分) → 避難小屋(11時10分〜11時40分)
→ 小原峠(12時40分) → 登山口(1時15分)

<所在地>
福井県勝山市  MAP