赤坂山(823M)〜大谷山(813M) 6月4日 晴 石塚氏
敦賀から赤坂山へ登る場合、黒河峠が近いのでいつもそのコースでしたが、前から一度マキノ側から赤坂山へ登ってみたいと思っていました。いろいろ見ているうちに寒風への道も歩いた事がないのに気が付き、これならいっそ赤坂山〜大谷山へ縦走して全部まとめて歩こうかという気になったわけです。

コースは、マキノ高原〜粟柄峠(3.5K) 粟柄峠〜赤坂山(ピストン1K) 粟柄峠〜寒風(3.1K) 寒風〜大谷山(ピストン2.2K) 寒風〜マキノ高原(4.3K) 計14.1Kのロングコースです。

前から同僚も歩きたいと言っていたので誘い、7時20分にマキノ高原に到着しました。管理事務所の横の駐車場に止め、仕度をして登山口まで高原の中を歩きます。今日は雲一つない好天!前方に今から歩く稜線がくっきり見え、自然に気分も盛り上がります。 
登山口を7時45分に出発。いきなり階段の急登から始まります。体が慣れていないうちからのこの坂は辛い。おまけに天気が良すぎて強い日差しがガンガン照り付けます。・・あぁーあ、日焼け止めを忘れた。。f(^ー^;  同僚は20分も歩かないうちから休憩コール!せめて展望台まで!と何とか言い包めます(笑)
立派な屋根付き休憩所に8時30分に到着、ここで小休憩としました。広い台地のようになっている場所です。休憩所からしばらく沢沿いの道になり、冷風がとても気持ちいいです。沢から離れると古道の面影を残す石畳の道になってきます。急坂のない道!おそらく昔の人が荷物を持って登っても歩きやすいように作られているのでしょう。・・馬なんかも通ったのかな?
粟柄峠の手前に寒風への分技点。道標には大谷山まで2時間20分と書かれていますが、実際にはそれだけかからないと思います。粟柄峠には古い石仏が残っています。
粟柄峠から赤坂山の山頂へ向います。大きな送電線が走っているのでせっかくの景観が台無しです。9時55分に到着、素晴らしい展望です。前回来た時は雨で泣いたのを思い出しました。(笑) 東には明王ノ禿や三国山が目の前に見えます。明王ノ禿は上から見るよりも下から見た方がその崩壊の大きさがよく分かると思うんですが。。西にはこれから歩く大谷山への稜線が見えます。中奥の一番高いピークが寒風、大谷山はその奥なのでここからは見えません。(微かに分かるんですが・(^^ゞ)
素晴らしい展望の稜線を歩きます。心地よい風が吹き、展望が疲れを癒してくれます。美浜山遊会さんが整備されたそうで、キレイにササが刈られています。
寒風には11時15分に到着しました。マキノ高原にはここの前から下りて行きます。ここから少し西に行くと、これから登る大谷山が見る事ができます。写真の中右のピークが山頂です。
最後の坂を登って11時45分にようやく大谷山山頂に到着しました。こればっかり書いてしまいますが、素晴らしい展望で前面には琵琶湖、西には比良の山々、北には大御影山や雲谷山が見えます。寝転ぶと気持ちがいい!(私はしませんでしたが・(^^ゞ) ここでゆっくり昼食をとり、12時50分に下山開始しました。
大谷山から寒風
琵琶湖・マキノの街並
雲谷山
大御影山
比良の山々
明王ノ禿
赤坂山から寒風
寒風まで戻り、ここからマキノ高原へと下りて行きます。ここからの道もまた古道!?とても歩きやすい緩やかな道です。標高のわりには距離が長いのはこういった理由からなんでしょう。最後はゲレンデに出て下ってくると自然に高原に戻る事ができました。

今回も素晴らしい天候の中での山行!あの琵琶湖を望みながらの稜線歩きは最高でした。同僚も初めて歩く長い距離でしたが大満足の様子でした。ただ・・贅沢をいえば花がほとんどなかったのがちと残念でした。
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<休憩を含む行程時間>
登山口(7時45分)〜粟柄峠(9時45分)〜赤坂山(9時55分)〜寒風(11時15分)
〜大谷山(11時45分〜12時50分)〜高原(3時)

<所在地>
滋賀県高島郡マキノ町
タツナミソウ
コアジサイ